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p.15【学び】レンタルチャイルド

今日は"レンタルチャイルド"と題したお話をしようと思います。

本題に入る前に、ストリートチルドレンに関するお話を一つ。ストリートチルドレンとはその名の通り、路上で暮らす子供たち。彼・彼女たちがストリートチルドレンになってしまったいくつかの原因を挙げると
①親の育児放棄によって路上に捨てられた
②家庭が経済的に厳しく家がない
③親の離婚や再婚により家庭が崩壊している
などです。

そのストリートチルドレンの彼・彼女たちは、お金を得るために、子供にでもできるような簡単で低賃金の仕事をしたり、観光客らに物乞いをしています。実際に旅行先で物乞いにあった人も多いのではないでしょうか?

つまり、彼・彼女たちは自分でお金を稼いでいるんです。小さな子供が涙を流していたり、ニコニコと可愛らしい笑顔で近寄って物乞いをしてきたら、お金をあげたくなる気持ちになりますよね。少しでもその子供たちの力になれるなら、子供たちが喜ぶならと。
そうなると、物乞いをする際は、子供がいないとお金を稼ぎにくい、子供がいる方がお金を集めやすいということになりますよね。

そこで生まれるのが"レンタルチャイルド"なんです。
闇の組織が、どこかで誘拐して来た赤ちゃん・子供を有料で物乞いをする大人たちに貸し出すというのがレンタルチャイルドビジネス。

子供が小さければ小さいほど、人々の情を買うことができる。つまり、その子供が成長し、大きくなればなるほど物乞いをさせてもお金が得られにくくなるし、その子供はレンタルされなくなるんです。

そうなったら、この闇の組織の利益が減りますよね。そこでこの組織が取る行動は、その大きくなって来た子供の手足を切断したり、失明させたりすること。つまり、言い方が悪いですが、その子供たちを人々の情を買いやすいような、障害者にするんです。もちろん、その子供の意思は完全無視です。

こんなビジネスが成り立ってしまっているこの社会、この世界悲しすぎませんか?

まず、子供を商売道具・モノとしてしか見ていない点、本来子供を守る立場の大人が子供を搾取している点、子供の人権が無視されている点、、、挙げ出したらきりがありません。

私は絶対にこの構造を変えたいです。でも、正解がないこの問題。正解がないからこそ、難しい。

悲しいけれど、その子供は手足を切断された方がお金を稼ぐことができるし、生活していける。言い換えれば、搾取している組織がいなかったり、手足を切断されていなかったら、生活できていない、餓死していたかもしれない。

どちらが良いのか?どちらが正しいのか?

自分なりの正解を見つけるために、もっともっと学んでいきたいです。そうして得た学びをまたここで言語化し共有しますので是非読んでください。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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