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家を出てから11年目の春


家を出てから11年目の春


今、私が想うのは、あの時、
当たり前の目の前の幸せに気付けなかったこと。
自分のことばっかりで、自分のことばかり主張して、周りの優しさにも気づかなかった事。
人には1つの側面だけじゃなくて色んな側面があること。
そしてその1つの側面で人を判断してしまった事…。

その人の色んな側面を考えられる自分だったなら、今私は1人ではなかったのかもしれない。
一時の感情で人を判断して、自身の思い込みが、今を招いたから。

人は完璧じゃない。だから失敗もする。その失敗から学び次に繋げていけばいい。人は自分の価値観でものを見るし、一側面だけを見て、
あの人はこういう人だから、話しても無理。とか、あんなこと言う人は優しさがない。愛されてない。
とか判断してしまうけれど、それって勿体ないと思う。人の考えも、価値観も十人十色で違うから面白くて…。だから、自分の価値観や、一側面で判断するのではなく、相手を理解してお互いがいいと思えるところで折り合いを付けることが大切で、認め合えること、相手を尊重する事が出来たなら、自分も相手も大切にできるし、考え方も広がる。あの時の自分が今の私なら離婚という選択肢はなかったかもしれない。

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