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海外移住③

今回も前回のフィリピンとタイに続き比較的永住権ビザの取得が簡単といわれている国をいくつか紹介していきます。

マレーシア

前回紹介したタイやフィリピンとは少し異なりますが、マレーシアはとてもシンプル。
マレーシア国籍保持者と結婚した場合に長期ソーシャルビジットパス(1年毎更新)というものが与えられ、これを継続して5年間保持し、マレーシアに居住した場合、永住権を申請するこもが可能。そもそもマレーシア人の旦那さんかお嫁さんを探さなくてはいけないが、特にお金の制限がないのが特徴。

また、既にある程度お金に余裕があるかたにおすすめなのが、PVIP(富裕層ビザ)と呼ばれる富裕層を対象とする長期滞在ビザ。
申請条件は、20万リンギット(約630万円)、帯同者 がいる場合はひとりにつき+10万リンギット(約315万円)で申請が可能。最低収入条件は海外での収入が月4万リンギット(約126万円)、もしくは年間48万リンギット(約1,512万円)以上である必要がある。さらに最低デポジットとして最低100万リンギット(約3,150万円)の定期預金を預ける必要があります(1年間は引き出し不可、1年経過後は不動産購入、医療、教育などを目的として、最大50%まで定期預金口座から預金を引き出し可能。)

ドバイ

ドバイに永住権は存在しないが、ドバイに長期滞在するための「長期滞在VISA」というものが存在する。
この長期滞在VISAを取得して更新を続けていけば、実質的にドバイに永住することが可能になる。

主なビザは不動産ビザ起業家ビザの2種類。

不動産ビザは、UAEの不動産を保有することで取得できる長期VISAで、保有する不動産の条件によって「3年・5年・10年」の3つの期間が設けられている。
購入不動産価格が約2,500万円以上で3年間、約6,800万円以上で5年間という費用的な難易度は高いが、購入した不動産は、賃貸することが可能。さらに、6か月に1回の入国ルールさえ守れば、ビザはずっと維持することが可能となっている。

起業家ビザは、名前のとおりUAE内で法人を設立することで取得できる長期VISAで、こちらの期間は「5年・10年」に分かれている。
配偶者と扶養家族だけでなく、従業員やビジネスパートナーもビザの申請が可能で、継続して法人を維持することで何度でもビザを更新することができる。
また、法人を設立しても必ずしもビジネスに従事することが必要ではないため、長期居住や教育移住を主目的とする法人ビザの利用も可能。


今回は海外移住マレーシアとドバイの永住権の取得方法を簡単に紹介させて貰いました。
次回も今回の続き比較的永住権ビザの取得が簡単といわれている国についてお届けします。

最後までご高覧いただきましてありがとうございました。

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