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断熱窓改修 窓リノベ

本日から断熱窓改修が始まりました。
今回は、先進的窓リノベの補助金を利用した改修工事になります。
この補助金を受けるためには、断熱性能の高い窓に変更することが必要です。
改修方法も外壁を壊し、サッシ枠ごと交換する方法や既存のサッシの上に新たに断熱性能の高いサッシを被せる工法、内側に窓を設ける工法等があります。

改修前のサッシ


工事途中、サッシ枠をつける途中

今日は、工事が終わりませんでしたので、完成写真は、また明日ということで、工事の途中経過になります。

今回は、既存のサッシに断熱性能の高いサッシを被せるカバー工法を選択しました。
カバー工法のメリットとして、工事費用が安く済みことがあげられます。
カバー工法用のサッシは、普通のサッシに比べて、割高な傾向となります。
しかし、サッシ枠ごと交換する斫り工法に比べ、解体費用や壁の補修費用が掛からない点で、非常に安くなります。
カバー工法のデメリットとして、窓の開口が小さくなる点にあります。大きい窓はいいのですが、小さい窓は、ガラス部分がさらに小さくなるので、お勧めできません。

窓改修の意義

窓って、一番熱が逃げる場所だって、知っていますか?
窓って、ガラスで遮られている場所で、壁より薄いし、熱の出入りが多いことは想像できますよね。
だから、南側に大きな窓がある昔の家において、中でどんなにストーブを焚いても、冷房をかけても、窓からどんどん逃げていきます。(昔は、断熱材もないので、壁からも熱が逃げ放題です。)
熱が逃げるということは、冷暖房費が異常にかかるということです。
よく断熱性能の話をすると、「冬に暖かい家は、夏も熱いんじゃないの?」
と聞かれるのですが、そんなことはありません。
家の中をちゃんと冷やせば、冷やした熱が外に逃げにくくなるので、冷房が効きやすく、冷房費がかからない省エネ住宅となります。
窓の性能って、本当に大切です。
また、断熱改修すると、結露が起こりにくくなります。
私の実家は、30年くらい前に建てた家だったので、結露はするし、寒い家でした。
結露によって、窓枠は、カビが生えるし、とてもいい環境にいいとは言えませんでした。

断熱改修

窓改修をするのであれば、本当は、壁の断熱改修を合わせて、やってほしいと思います。
窓は、熱の出入りが一番多いとは言いますが、やっぱり、外気に接する部分が多い場所は、壁と屋根になります。
こちらの断熱改修も合わせてやると、効果絶大で、とても暖かく、涼しい家になるとともに、省エネ住宅となります。

窓改修の補助金に関して、ここ数年は、毎年ありますが、いつなくなるのかわからない状況です。
また、補助金も上限に達すると、期間内であっても、もらえなくなってしまいます。
今、窓リノベだけでなく、高効率給湯器や子育てエコホームのリフォームでも補助金をもらえるので、是非、この機会にリフォームして、過ごしやすい家に改修してみるのはいかがでしょうか?

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
本日は、窓リノベの補助金を利用したリフォームを紹介しました。
明日は、窓改修が完成します。
お楽しみに

RIOアーキ南相馬

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