オージャスとは。
現代医学でいうところの、自己免疫とかホメオスタシスはアユルベーダでオージャスという概念がある。エネルギーの観点からいうと、ホメオスタシスはオジャスのほんの一部分でしかなく、本来の領域は肉体的な領域を超えて、考えや感情、熱意やインスピレーションなどをも含むようです。
休むことなく、絶えず身体と心と感覚器官を継続的に新鮮に保つ微妙なエネルギー、活力とも言えるかもしれません。
ですが、現代医学では、この活力というところが欠如しているというか、健康とは単に症状がない状態のことを意味している感じがあります。
全ての身体の細胞組織のエッセンス、深部まで浸透しているもの、究極的に浄化されたもの、免疫とダイレクトに関係して、病気に対する抵抗力でもあると言えるでしょう。
死因や病の原因が不明の特別な場合、オジャスが原因とも言えることもあります。
そして、心とも関連しているので、意志力、自己決定力、判断力といった能力にも大きく影響してくるものと思われます。
この不安定な情勢な世の中、いかに正確な知識や情報を持って進んでいくか。ホリスティックな視点はその手段の一つとしてかかせないでしょう。
その人全体を診る、という観点をもつアユルベーダではこのオジャスを整え、高めていくこともとても重要だと感じます。
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