「演劇」というよくわからないもの(イメージ)

みなさまこんにちは!


前回更新からとても日がたってしまいました。


私は物書き初心者のため、普段の仕事の合間にかける時間はあっても、
いざ!書くぞ!!という気持ちが定まらないと書けないものだなあ・・・と改めて実感しました。
書く体力、のようなものを身に着けないと、と思ってます。
今日改めて書いたのは、こう疑問に思ったからです。


演劇ってなぜこんなにも人気がないんだろう?


僕は演劇作品を見るのは好きです。演劇が面白くて、人生に役立つものだと感じているので、演劇に人生をかけてもいい、と思っています。
このnoteを読んでくれている方も、演劇というジャンルで検索してたどり着いたのであれば、演劇が少なからず、「面白いもの」(Funnyではなくてinteresting)として感じているのではないかと思います。

しかし世間では、演劇はあまり人気があるとはいえないコンテンツになっています。それはなぜなんでしょうか?僕は下記が一番の原因なのではと考えています。

演劇=○○〇というカテゴリー分けの認識がずれている


演劇には多種多様なジャンルがあり、ひとくちに〇〇だ、とは言えないと思っています。
僕が思いつくだけでも、これだけあります。


・エンタメ(2.5次元やミュージカル含む)
・アート
・即興芝居(インプロ)
・コント
・政治批判的なもの
・コミュニケーション能力育成(研修でやるようなもの)
・心理療法(心理劇など)
etc


ここが、演劇に対する世間のイメージが少し間違っていると思うのですが、他のコンテンツであれば、上記は分けて考えられるはずです。
たとえば映画でも、映画館でポップコーン片手にみるハリウッド映画と、美大の学生の自主制作映画を同じ「映画」だからすべて同じだと語る人間はそういないはずです。

しかし、演劇はすべて「同じ演劇」と捉えられている気がしてなりません。
本来はすべて違うのです。違うからこそ、自分の好きなものを見に行けばいいし、それ以外は見なければいいのです。
でも、すでについているイメージがあって、それが演劇の敷居をぐーーーんと上げていると感じます。

既存であるイメージ、それは、
演劇=「芸術っぽい、神秘的な、何か得体のしれないモノ」です。

そしてこのイメージがもたらす構造の厄介なことに、「実情を知る」=一度演劇を見てることでしかイメージを覆すことは難しいのに、怪しいイメージがついている以上、みんな見に行かない、という負のスパイラル状態に陥っているということです

この負のスパイラルをうまく外している団体が「劇団四季」「2.5次元ミュージカル」だと思っています。この二つは、演劇の1種でありつつ、世間からは演劇とみなされていません。ディズニーや2次元作品からコンテンツを持ってくることをはじめとした、「個別ブランディングをして、敷居を下げる」戦略の成果だと思います。このような各団体がもっと自分の色を出して、「演劇」というモヤモヤしたイメージから脱却することこそ、生き残る道であると思います。


そのためには中の人々の意識を変える必要がある・・・と思うのですが、
長くなりますので、その話題に関しては次回のnoteで記載します。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

演劇のポテンシャルを世の中に広めていきたいです。もしお力添え頂ければ大変ありがたいです。何卒よろしくお願い申し上げます。