蛇の尻尾
蛇の尻尾は、どこからが尻尾か分からない。達成?未達?成功?失敗?そのすべてのクロージングに際して、
けじめなんて偉そうなことを言わず、常に終わりを感じながら、そこにポジティブなイメージを持ちたい。
それでも、主体的にやっている事がもう最後だと言われたとしたら。つまりそれが有限である、無限ではないとしたら。
最後打てなかったら命とられる、その位の覚悟でいきました、と3連続前の打者を敬遠された巨人の亀井選手がサヨナラの場面にホームラン打った後に言った。
そこでやるか、やられるか、そして次、不安や恐怖、勇気と緊張にまみれているが、そこは亀井選手はマジで勝負にいった。
かっこいいな。そんな場面、来るんだよな。諦めなければ何度もあるのかも知れないけど、チャンスはかなり希少で。これで今突然終わりを迎えてしまうものかも知れない、主体的に取り組んできたことが終わってしまうだなんて耐えられないものだ。
だから蛇の尻尾、自信を持て。今できないことを考えるのではなく、
今できる最強のことで他の全てを凌駕できる。
無謀だと、どうせ無理だと。言わせておけ。君は屈しない。今までそうやってきた君を、神様はどん底に落とすかも知れない。だからこそ
最後を常に意識して、君は蛇の尻尾で、自信を持って締めてやれ。
ゴールがあるというのは安堵である。達成も未達も。達成できなければ目標は終わる。終わる。この辛さを味わった人間、つまり
周りから無理だと言われ無理目になって、ほら無理だとなった時。
今やってる事をやり切る。
だからそれだけなんだと思う。ミッション成功、ミッション失敗、その先が見えるのは今やってる事をやり切るからだと思う。
イメージはポジティブに持って行け。最後を意識しろ。
そうすれば蛇の尻尾を、我々は手に入れることができる。どこからが尻尾かは誰も分からない、なぜならそれは我々自身が決めるからだ。
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