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7/23(日)朝刊スクラップ〜対中輸出強化〜

【要約】

 政府は先端半導体装置などの23品目を輸出管理の規制対象に加えた。これにより、先端半導体製造に必要な洗浄、露光、検査装置などの輸入が難しくなる中国側の反発が予想される。昨年10月に米国が中国に対して輸出規制をしていたが、それに追随する形となった。また、オランダに露光装置を独占している企業があるため、オランダでも同様の規制がなされる予定。
 日本企業は規制強化を見据え、対中輸出で先端装置以外の出荷に軸足を移している。先端ではない「レガシー半導体」向けの装置輸出が堅調なため、規制強化後も出荷への影響は少ないと見られている。
 懸念とされているのが中国の対抗措置。中国は半導体素材となるガリウムやゲルマニウム関連品目の輸出を許可制にする方針を示しており、中国からの輸出が困難となれば、素材メーカーは調達先の変更を余儀なくされるだろう。

(先端半導体装置、23日から輸出規制 中国の反発必至.日本経済新聞.2023-07-23)

【補足・感想】

 ここんところ続いている対中の貿易関係のお話。基本的に規制をすれば規制で返されるので、お互いにとってマイナスになるはず。アメリカの言いなりやんけ…といういつもの感想を抱かざるを得ないけど、こればっかりはしょうがないか。

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