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寺子屋稼業のかたわらで

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2020年12月の記事一覧

栃木弁で哲学はできないのか?という話

 ひょっとしたら、栃木弁は哲学に向いていないんじゃないか?

 地元で亡命貴族のごとき実家暮らしを送っていた昨年来、ずっと引っかかっている疑問だ。

 誤解しないで欲しいのは、私は祖国の文化水準をおちょくろうとしているのではない。なにせ私という人間を生み得たのだから、栃木県のポテンシャルの高さは疑いようもない。

 しかし問題は、その栃木が産んだ叡智たる私が哲学を語るとき、私は祖国の言葉ではなく、

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