昔好きだった人に似てる

こんばんは。

OLさんの日常というかただのきろくです。

きろくといいつつ過去のことをふと思い出したので書いてみることにした。



小説や少女漫画、ドラマでも

見たことないわけでないシチュエーションであり

現実でも起きることだろうと思う。



異性から好意を持たれることに対し

嬉しくて思ったり自信につながったりするだろう。

そうか自分はこんな魅力があるのかと

発見できる機会かもしれない。

だがどんな言葉を添えられてか

どんな身振り素振りかで違うだろう。


好意+言動

好意+態度

好意+行動


何が合わさるかで相手の捉え方は異なる。

それがもしかしたら+でなく×になるかもしれない。

倍にも累乗にも0にもマイナスにもなるだろう。



りんいのケースはこうだ。

アルバイトを日々していたときりんいに

好意を持ち人伝に連絡先を聞かれたことがある。

当初は連絡先を教えることを拒んだ。

理由はこうだ。

アルバイトの後輩の先輩にあたる人であった。

たまにバイト先に来ては後輩を外へ連れ出し

バイトをサボるのであった。

するべき業務を果たしていれば

時間が余っていれば多めに見れる。

別にバイト先で軽い会話なら全く問題も思わない。

わざわざ外へ連れ出し数時間はただ駄弁るだけ(のように見える)

そのため印象は良いとはいえなかった。


だが長い後輩の説得に折れ連絡先を交換し

一度だけと思い食事へ行く事に。

バイトをサボらせる行為は良くないが

この人のことを全てわかったわけではない。


そう思い飲食店へ

たわいない話をしているうちに

相手がどうしてりんいに好意をもったか話し始めた。


「初恋の人に似てるんだよね」



二番煎じやないかい。


心の中ですぐ突っ込んでしまった。

初恋の人が心に残り容姿が似ているだけだ。

中身まではその人になれない。

話はさらに続く


「忘れられないんだよね、ほんと好きでさ。だからドキッとしちゃった」



代替え機じゃねぇんだよ



さらに心で突っ込む

表情は穏やかなまま笑顔で相槌を打つ

愛想笑い120%


そのあとの話は正直右から左に駄々流し状態

笑顔で相手のパスをかわす。



好きな人に似ている。

勿論、何が似ている?となるだろう。

だが既に1番がいる時点で自分は2番なのだ。

1番になるのは難しい。

何より誰かの代わりに好意を持たれた。

まるで自分自身には興味のないように思ってしまう。



勿論、人によるのは確かだ。

こういう好意から幸福を得た人もいるだろう。



昔好きだった人に似ているとは

正面の象った部分が偶然似ていた事実であり

どんな理由であれ好意を持つきっかけだ。

だが、それを口説きに使うのは慎重に。



簡単に口に出して良いものなのだろうか。

思うのは自由だ。きっかけも自由だ。

口に出すと相手に伝わる。

相手がどう捉えるか、どう受け止めるか。

受け止めることができるのか。



こう思うのはりんいくらいなのだろうか。





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