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コロナの影響を受けて働いていたで保育園がつぶれてしまった。

新しい園を探す時、まさにコロナの影響で

保育園や幼稚園は休園中のところもあり

新しい職員を雇うのか?という懸念もあった。


また、ある保育士の職員は子どもさんがいて

学校や幼稚園、保育園の休園で

出勤がままならず、仕事を続けられず

退職を余儀なくされる人があちらこちらでいることも聞いていた。


ただ、私は、早く新しい保育園で働きたいという思いもあったが

より良い条件と環境で仕事できる職場をと探した。

私にとっては、保育内容も労働条件も大事だったから、

正直、色々な所を見て納得したところに応募するつもりだった。


そして、みつけた。良さそうな職場を。

求人票にはこう書いてあった。

・スタッフの声を取り入れている風通しの良い職場

・残業一切なし!!

・持ち帰り仕事一切なし!!


これまでの保育業界の古き悪しき文化を

絶とうとする園なのか!?


答えは、、、違った。

やっぱり、サービス残業していました、持ち帰り仕事していました。

ほぼ、全員・・・配置によっては、まともに休憩時間も確保できなかったり

そもそも休憩する場所もなかったり。

<残業あった!><持ち帰り仕事あった!>

ただ、私の感想。まあ、そうでしょうね(笑)

悪しき文化、絶たれていない。


上司が一切、残業も持ち帰り仕事もさせたくない!

保育業界を変える!て理想を掲げているのは事実。

でも、上司は把握していないだけだった。

そして、その理想を掲げられているのは立派だけど、

現状を伝えてもイマイチ現状を分かってもらえず、

改善されていない状態だった。結局、分かってもらえないから

誰も言えない、というか言っても最後は口度閉ざして

諦めるだけだった。<風通し良くなかった>

おっと、悪しき文化、ここにもあり。


残念だ。でも正直、そこは期待してなかった。むしろ、疑っていた。

求人で残業ほぼなし、持ち帰り仕事ほぼなしって

書いてくれている方が正直だし、真実味があるってことを改めて知った。


だって、それが保育業界。


仕事が多い。仕事をする時間が限られている。

持ち帰り仕事をしない為に色々とまかなう職員の

数も少ない。行事も多い。雑務も多い。


たとえ、職員が訴えても<私達の力不足>って結果。

<もっとやれる>って言われるのが現実。

<<保育士の人数配置>にしても<法律の基準>を満たしてるから、

「職員の数、足りてるでしょう?」

「保育中の職員の動き、計画の立て方、子どもの誘導の仕方等に工夫が足りない」って言われるのが現実。


でもね、正直、そんな大事なことはみんな分かってる。

努力してる。可愛い子どもの安全を守っているのには

誰もサボったり手を抜かない。


「努力してるって言うけど、努力してても結果が伴わなかったら一緒でしょう?」って上司は言うけど、先生達、子ども達をちょっとでも怪我させられないから、毎秒、必死なんだけどね。


主張してみても受け入れてもらえないから、我慢するしかないから

我慢してるし、残念ながら、それをある程度、当たり前と割り切って仕事しないといけないのが現状。


なぜなら、大切な大好きな仕事だから。

職員みんな誰だって、この現状を変えたい。

自分たちの仕事をする時間が欲しい。


お給料だって、サービス残業をもしつけてもらえても

高くはないから、改善してほしい。


お金が必要だけど、やりがいがあるから、みんな結局、辞めない。

正直、そこにいる先生達が大体良い人ばかりで

保育も無茶苦茶、運営が無茶苦茶じゃない限り、その職場を辞めない。


他の園には移ったとしても大きく変わらないという事を知っている先生も

多いから。


それぐらいに労働条件は整ってないけれど

昔よりは幾分マシだし

素晴らしい職業だと思うから。


だから、労働条件が整えば、もっともっと夢をもって

保育士に就く人が増えるかもしれない。

そして、理想と現実に夢破れて辞めていかないかもしれない。


保育士の資格を持っている人は、五万といるのに

保育士が足りてないて?どういうこと?


子どもが大好きで子どもが可愛くて保育士になったのに

疲れて辞めていく人がいるのはどういうこと?


素敵な保育士が主張をしたら、

方針に従わない、保育理念を理解していないと言われ

貴重な保育士が素敵な保育士が先輩には

いなくなっていくのはなぜ?


私は保育士という仕事は天職だと感じている。

瞬間ではなく、もう毎日だ。

この仕事が私の天職だと感じる。

毎日、子どもが可愛い。

毎日、子どもが面白い。

毎日、仕事が楽しい。


満たされて楽しく仕事するためには

やはり、労働条件に不満がないのが理想。


同じ様に保育士の仕事は天職だと胸を張って言える

保育士がこの世に沢山増えてほしい。

その為に、労働条件の改善は、本当に必要。


理想だけではなく、現状をしっかり見て聞いて

理想を現実にしてほしい。


全て今の園の話ではなく、友人や色々な人に聞いた話も混ざっているけれど

大体はこういう園が多いのでは?と思う。


逆につぶれた前園は、<残業をゼロにする>ではなく

<残業をゼロにするために、まずは、サービス残業をゼロにする>

という上司の思いで、1分から残業代が発生した。

だからと言って職員は誰ものんびり仕事する人はいなかった。

効率を常に考えて、手際良く仕事したた。

そこに1分でも残業代をくださるという感謝があったから。

そして、みんな、現状を把握してくださっている上司が

好きだったから。相談や意見も受け入れてくれ、一緒に

考えたり、解決しくれていたから。

これぞ、本当の意味の<風通しの良い職場>


保育士の仕事って、私は

天職だと感じる瞬間の連続で

天職だと感じる瞬間だらけだと思う。


子ども好きで、子どものことを一番に

考えてくれる素敵な保育士が

この仕事は天職だとずっとずっと思っていられます様に。


保育士を天職だと思う保育士さんばかりの

園が増えます様に。


#天職だと感じた瞬間

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