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菌のチカラ「麹を作る」

こんにちは。水星1ハウスお喋りで呼吸するりんりんです。
さて前回の続きからです。
この世界は菌で溢れている!

まず代表の麹菌の話をしましょう。もやし屋さんで菌の胞子を培養している話をしましたが‥.じゃぁその最初の菌はどこから来たの?なんですよ。もやし屋さんは1000年くらい前からあるそうなんですが、その大元は・・・その辺だったかも😂もうかなり前に観た映画でおにぎりを山に置いて菌を付着させる映像がありました。そう菌たちはその辺にあたりまえに存在していることに感動しませんか。多くの目に見えない存在が私たちの暮らしを支えてくれているんです。

多分この映画だったかと...機会があったら観てみてください!

また稲にも種麹は付着いていたそうです。稲玉と言われて黒いカビちゃんが・・・・
千葉にある有名な酒蔵へ行った時に見せてもらいました。あの時も大興奮でしたねー!ただこれは昔の農薬使用してない時代の話で、現在の稲作では稲玉が出現することはないそうです。

こうなると今度は農薬や添加物、農業や種の話しになっていくんですよーwww
自然とは別の化学、人間の都合だけで行われている、悪👿なんて方向に向かうのですが、それはまた別の時に。


最近お手伝いに行った自然栽培でお米を作られている方が酒米も作っているらしく、麹菌を近くの山の中で採っていると聞きました。そう菌たちは本当に身近に存在しているんですよね。そして生きている、だから発酵ということが起きるのだと知り、目に見えない小さなこの世界が大好きになり、もっと知りたい欲がどんどん強くなりました。
まぁ私たちの身体も菌だらけですからねー😂菌たちよって守られていることも沢山あります。
常在菌は元々自分の身体に住みついてますから、私の一部だと私は考えています。
これは私の考え方ですが、菌たちは主人が楽しくしていると嬉しくて一緒になって喜んでくれると、めっちゃ発酵するような気がしてます。

さてこの発酵、菌への愛は自分で作る方向へと向かいます。
お味噌や納豆を自分で作り始めました。今はネットで検索すればたくさんの作り方が出て来ますね。本当に難しい話ではないのです。私も最初はちゃんとできるだろうか、失敗するのでは?とビクビク始めました。でも材料を混ぜて基本放置ですからね。あとはその家にいる菌たちと仕込んだ菌たちのコラボです。そして家で発酵食を作り出すとたくさんの菌たちが住み始めます。そーすると勝手に発酵し始めますwwww
生きていいますから✨
あっお味噌の材料はしってますか?
大豆、麹、塩です!それだけです😆
良ければお家のお味噌見てみてください。
もしそこに清酒とか書いてあったら、それは発酵を止めてるんです。お味噌は菌が生きてるとずっと発酵しています。発酵してるという事は味が変わっていくと言うことです。これはお酒なども同じで火入れをして発酵を止めて味が変化しないようにしてるんですね。

お味噌を自分で作り始めて2回目くらいかな...今度は自分で材料も作りたいー!となり、お世話になっていた農家さんの畑を借りて大豆を育て始めました。
大豆もあまりお世話しなくても十分に収穫できます。草取りは大変だったかな😅

次は麹です。
麹って家で作れるのです。ちょっと温度管理が大変ですが、もやし屋さんで麹菌を買って蒸したお米と混ぜて保温すれば5日ほどで完成です。多少失敗しても大丈夫、お味噌作りに使用するには問題なく使えるはずです。
最初は農家のお母さんに教えてもらい発泡スチロールと米袋で作りましたよ。仕込んだ翌日部屋中に麹の甘い匂いがするんです。幸せな気持ちです!そこから温度管理するのですが、変化する様子は生きているんだって思いますよ。

あっこの頃、東京で1キロの麹を作る講座に参加して、保温してる発泡スチロールを抱えて飛行機に乗りました✈️保安検査場で中を見せてくれと言われ、麹です!と自信満々に言いました😂千歳空港ではモスバーガーでお湯をもらい無事に家まで運んだのは懐かしい思い出です。

自分で麹
白くモフモフしている姿が可愛い😍


家の中で発酵させはじめると使用する菌が住みつくようになるのだと思います。例えば麹作りに使用している発泡スチロールはあんまり温度管理しなくても良い麹が出来るようになるんです。またその逆もあって納豆をその中で作ると納豆菌が優勢になるらしく、今度は麹が上手く出来なくなるんですよ。酒蔵の人は納豆を食べないっていうのはこーゆーことです。
ちなみに納豆菌はマジで最強です。

今度は納豆菌のお話しを書きますね。


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