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【転職活動日記⑦】内定先企業とのトラブル

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面談当日、企業に出向いて面接を行った時と同じ部屋に案内され、

待っていると、以前面接を行った管理部長(男性)ともう1人の男性が部屋に入ってきた。

多分このもう1人の男性は給与や保険等に関して詳しい人だと思う。


部屋に入ってきて早々、椅子に座り黙ったまま。


・・・ん?これは私から話せばいいのか?と思い、

「この度は貴重なお時間をいただき、面談のご要望にお応えいただきましてありがとうございます。・・・・・・・・」

などと挨拶をし、いくつかこちらから質問をした。


まずは懸念していたフォロー体制に関して。


以前面接の際にフォロー体制に関して質問をした際、「フォロー体制はありません。」ときっぱり言われ、

もっと詳しく伺いたい旨を伝えると、


「「やる気」がある社員がどんどん活躍できる場にしているため、

業務を通じて学び、聞ける人にどんどん自分から聞きに行ってください。」

とのことだった。


その考え方もわからなくはない。

でも前職でも学んだ通り、「やる気」だけで通用する社会ではない。

やはり周囲のサポートが受けられる環境であったり、質問ができる環境があってこそその「やる気」が生かされ、成長に繋がるのだと思う。

「やる気」よりも知識・技能のほうが勝るのは間違いないし。


質問できる人なんて限られているし、

ましてや今回受けた会社の部署は現在3人。

そのうち2人は全く知らない言語でゴリゴリ開発をしているそう。

1人は10月に入社したばかり。

私はそんななかでヘルプデスクを任されいち早く仕様を理解してシステムを使う人に説明しなくてはならない。


その中で質問できる人を探して・・・・?

やっていけるのだろうか。

この時点で私とは合わないかもな、と思いながらも、


内定通知書を拝見しての疑問点、内定後だからこそ聞ける給与や産休等に関してもすべて質問した。


そして最後にどの点を評価いただいて内定に至ったのかを聞くと、

以前面接をおこなった管理部長が、

「SEにはコミュニケーションが苦手な方もたくさんいらっしゃいますが、以前の面接を行った際はすごくコミュニケーションの上手な方だなと印象を受けました。経歴に関してもうちで活躍できると思い採用しました。

 ・・・・・・しかし、

 今は正直信用を失いました。

 一度承諾した入社日を変え、年収も最初提示していたものと変わり、二転三転するような人は信用できません。

 一度承諾いただいた入社日を二転三転もさせた理由はなんですか?」

と言ってきた。


・・・・え?


年収に関しては、自分が100%悪いと思っている。

面接の前にアンケートに前職の年収を書く欄があり、実際の年収より少し少なめに書いてしまったのだ。

それをエージェントに相談し、「年収は前職の年収を考慮しているんですかね?」と聞いてみたら、「前職の年収と同部署の人たちとのバランスでつけていると思います。企業様にも相談してみましょう。」と言われた。

正直これは私の不手際だし一度決定していることなので、年収は全然このままでもいいと思っていた。(実際間違って低く提示した年収よりも低い年収だったので元々無理だっただろう)

なので年収に関しては本当に悪いと思っているし、謝罪した。


しかし、入社日に関しては元々ギリギリすぎるとは相談していて、

だけどそれはエージェントとしか話していなかったから企業からすると承諾したと思われたのだろう。


私も入社日が12月1日となっていてびっくりしたし、それを後にずらすかもしれないので可能ならば・・・という話でエージェントと相談し、エージェントからは「元々12月1日にしたのはもう1人その日入社の人がいて一緒に手続き等行えればよかったってだけなので全然入社日はずらせるらしいですよ。」と言われたのでそれならばと思いお願いした。


なので強めにこられたのがすごく驚いたし、動揺しながらも正直に経緯を説明した。


だが終始イライラしたような態度をとられ、

面接が元々2回だと思っていたのが1回だと後でわかり、急な展開で対応が遅れてしまったことや、エージェントとはこういう相談をしていた、ということなどもう全てを説明しても、

「面接の回数が変わることなんてよくあることですけどね?1回が2回になったなら良くないことですが面接の回数が減ったら普通喜ばないといけないことですけど」


もうここで絶対蹴ろう。と思った。

サポート体制や年収等で元々迷っていたが、こんなところでは働けない。


まぁあちらの信用も失ったから行きたくても行けないだろうが。

私に内定断ってほしいんだろうな。内定取り消しはできないから。


そして時間をいただいたお礼を言って会社を出た。



私は、雇う側と雇われる側は対等であるべきだと思う。

雇う側が優位に立ってもいけないし、雇われる側が優位に立ってはいけない。


この会社は、サポート体制がなく、「やる気」がある人が育つとか言いながらそういう体制を整えるのがめんどくさいのかな?

面談を行っていたときの態度もすごく悪く、この人は内定者よりも会社側のほうが偉いと思っているんだろうな。と素直に思った。


実際この会社は3年以内の退職率も決して低くない。

休日、残業、福利厚生もいいしそこそこ有名な会社だけど、やっぱりちゃんと話を聞いてよかったな。


即エージェントに電話して内定をお断りさせていただきました。



今回の件に関してはもちろん私にも非があるし賛否両論あるかもしれない。

でも、内定後だからこそ聞けることもあるし、実際内定後には面談を行う企業もたくさんあるらしい。

私は、そういうところから内定者のことも考えられる会社に勤め、私も会社の役に立てるよう一生懸命頑張りたい。


今回の企業にも迷惑をかけてしまったので謝罪はもちろんさせていただいたが、

なんだかモヤモヤが残る面談だった。


でもだからといって、面談せずに入社承諾してなくてよかったな。

今回は大正解の選択でした。


さて、また気を取り直して頑張ろう。

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