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りんの”よしなしごと”。

家の中にいるクロミを数えたら15体以上いました。
どうりで私の部屋は黒や紫の主張が強いのだ、と納得した休日の昼下がり。
こんにちは、りんです。🎀

note投稿にすっかりハマってしまったのですが、
色んな人からnoteの感想をもらえたり褒めてもらえるのが嬉しくてふとニヤニヤしてしまうのだけは辞めたいと思っています。

書けるうちにたくさん書こう!ということで本日も画面と睨めっこ。
(推しは推せるうちに推せ、と同じ原理)
人シリーズが続いたので今日は個人的な話をしようかなと思います。
どの層に需要があるかはわかりませんが。笑
りんのこと知りたくて仕方ない!というモノズキな皆さんや
りんの魅力にスルメイカのように沼ってしまった皆さん向け。
((完全な内省なので文体変わりますよ〜!!!))

収集癖

私は紡がれた言葉が好きだ。
素敵だな、と感じた言葉はメモするようにしている。
「紡がれた言葉」というと、大層なモノすぎるかもしれない。
映画のワンフレーズや小説の一文、友人の口から出た言葉。
それに強く胸を打たれた時に私の「言葉」に対する収集癖が発動する。

今まで集めてきた言葉たちを振り返ってみると、なんだか恋に関するものが多い。
それは私自身が恋愛体質であることが少なからず起因していると思うが、それ以上に。
素敵な恋愛をしている人ほど素敵な言葉を紡げるのだろう、と思う。
誰かと知り合って、仲良くなって、恋に落ちる。
そんな奇跡のような経験をしてきた人は言葉がどれだけ大切なのか知っているのだと思う。
どれだけ好きだと思っていても、行動が伴っていても、
言葉にしないと伝わらないことは、きっと無数にある。
だからこそ、恋を経験してきた全ての人はあれほど素敵な言葉を紡ぐことができるのだろう。

もちろん、恋愛することが人生の全てではない。
仕事や勉強に熱中する人生もすごく素敵だ。私もそんな人生に憧れている。
それでも、大切な誰かと人生を過ごしたいと思ってしまう。
恋する全ての人たちの、素敵な言葉の数々にほだされて。

美術館の作品の下のちっちゃいコメントとかも
本当は全部収集したい。

最近1番胸を打たれたハナシ

最近また本を読むようになった。
とはいえ、私が読むのは自己啓発本などではなく専ら小説だ。
小中高とずっと文学少女、本の虫だった私は架空のストーリーでも登場人物たちに想いを馳せて読むことが1番楽しいと思っている。
そんな私が最近1番胸を打たれたお話。
尾形真理子さんの『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』という本。
私は読む本・買う本を題名で決めるのだが、この本は迷わず手に取った。
そして(なんて素敵な言葉だろう)と思った。
同時に(たしかにそうだ。)と思った。

誰かのために服を選ぶこと。メイクをすること。
明日のデートを考えてついつい夜更かしをしてしまうこと。
美味しいものを食べた時に共有したくなってしまうこと。
ふとした瞬間に思い出すのは、大切な人だからだと思う。

可愛いと言われたくてメイクをする。
似合ってると言われたくて新しい服を見繕う。
私を見て欲しくて髪をバッサリ切ったりする。
そんな少し重いと思われかねない行動たちをこの本は肯定してくれた。
人には人の物語があって、思いがあって、大切にしたいモノがある。
手放したくないあの頃のキモチとか、思い出とか。
全部まるっと素敵な服で包んであげればいい。
そんな本だった。
読んだ後、ココロもカラダも大きく傷ついてしまったあの時から億劫になっていたお洒落に挑戦するようになった。
まだまだ全然お洒落な人にもなれないし、周りから見たらダサい服装かもしれないけれど、周りの友人や大好きな相棒から「可愛い」と「似合ってる」と言われることがとても嬉しい。
私は私の着たい服を着て、過ごしていく。
そしてそれがいつか、好きになった誰かに褒められて
試着室でその人のことを思い出して
本気の恋をしているのだと感じたい。
この本の登場人物のように・・・。


古着屋さんで見つけた一着。
本当に可愛い色味と生地感。。。

エピローグ・・・?

いやぁ、りんってとっても乙女。
可愛すぎないか???(違う)
最近読んだ本に触発されすぎて、ポエマーすぎる文章が爆誕してしまいましたが。
たまにはこんなのがあってもいいかもしれない。よね???

とにかく是非、尾形真理子さんの『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』読んでみてください。最高です本当に。
なんなら貸します。全世界の人に読んでほしい。
あと、あるかわからないけど本に出てた服屋さんがもしあったら東京に聖地巡礼に行きたい。


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