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この世界は優しく愛で満ちている『ジョジョ・ラビット』

2020/01/26

今年二本目はジョジョ・ラビット。

『ソー・ラグナロク』の監督もされていたタイカ・ワイティティが監督・脚本、そしてジョジョのイマジナリーフレンドのアドルフを演じるとのことで期待値高めで観賞して来ました。

若干ネタバレあるので、気になる方は観賞後に読んでくださると幸いです。

(パイナップルアロハシャツの似合うイケオジ)

まずはあらすじ

「マイティ・ソー バトルロイヤル」のタイカ・ワイティティ監督が第2次世界大戦時のドイツに生きる人びとの姿を、ユーモアを交えて描き、第44回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞した人間ドラマ。第2次世界大戦下のドイツに暮らす10歳のジョジョは、空想上の友だちであるアドルフの助けを借りながら、青少年集団「ヒトラーユーゲント」で、立派な兵士になるために奮闘する毎日を送っていた。しかし、訓練でウサギを殺すことができなかったジョジョは、教官から「ジョジョ・ラビット」という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかいの対象となってしまう。母親とふたりで暮らすジョジョは、ある日家の片隅に隠された小さな部屋に誰かがいることに気づいてしまう。それは母親がこっそりと匿っていたユダヤ人の少女だった。主人公のジョジョ役をローマン・グリフィン・デイビス、母親役をスカーレット・ヨハンソン、教官のクレツェンドルフ大尉役をサム・ロックウェルがそれぞれ演じ、俳優でもあるワイティティ監督が、ジョジョの空想の友だちであるアドルフ・ヒトラーに扮した。
(映画.comより引用)


ここから、感想です。

世界は優しく愛に溢れてる

ワイティティ監督はナチスやヒトラーというセンシティブな題材を、ユーモラスなコメディ作品として昇華するいうチャレンジを成功させていました。

この世界は戦争や差別に溢れていて、救いようのないように思う時もあるけれど、それでも世界は優しくて、暖かくて、愛に溢れてるって信じたくなる、

人間愛、人間賛歌に満ちた作品でした。


ジョジョの周りの魅力的な登場人物

ロージー(ジョジョの母親)を演じるスカーレット・ヨハンソン(上記画像中央)を初め、クレンツェンドルフ大尉を演じるサムロックウェル(上記画像左)と魅力的な登場人物も今作の大きな魅力…!幼なじみのヨーキーも可愛い…
登場人物それぞれに優しさとか愛があって、本当に素敵だった…


ジョジョの成長

ジョジョは自分の靴紐も結べないような未熟な少年でした。でも、他の人の靴紐を結んであげられるようになるまで成長しました。
それは周りの人からたくさんの愛を受け取ったから。そして自分自身も愛を知ることができたから。


最後に

最後まで読んでくださってありがとうございました。
新年早々、今年ベスト級に大好きになった作品でした。
次観たいのは、ナイブズ・アウトかな。


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