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星屑203 どうがのはなし
2020年3月2日
2月が終わりを迎えようとしています。今年はうるう年。1日多かったところで何かがあるわけではないですが、なんとなくそわそわしてしまいます。と書いていたら2月が終わっていました。
更新が滞りに滞り、書きたいことも書ききれないまま放置、そして何を書きたかったのか忘れて新たに話題を探す……ということをしています。いっそやめてしまおうか、いやここでやめるのは勿体無い、という微妙なせめぎ合い。自分の気の向くままに続けていこうと思っています。やめるときはやめる。
最近、某有名YouTuberと仕事でお会いしました。彼らは私とあまり歳が変わらないはずなのに、生きている世界が全く違うので面白いです。私はネットの配信はおろかテレビすらあまり興味がなく、最近はやりの俳優も芸人もインフルエンサーもわかりません。
動画の世界は華々しく見られがちですが、そうではない事を改めて認識ました。誰にでもわかりやすいコンテンツ、話し方、企画や構成。動画の編集まですべて自分でしている方も多く、そのスキルの高さに驚きます。そして自分がどう見られたいか、どういう扱いをされたいかを計算し、そうなるように振舞っている。本当にすごいと思います。分析力の高さと努力を感じずにはいられません。
現代の子供達の将来なりたい職業ランキングにも上位に入っているYouTuberという職業。長年の人気であるスポーツ選手や教師、パティシエなどと比べるとあまりにも現代的で違和感を持ちますが、小学生からスマホを持ち、友達とラインでやりとりをし、連絡網もSNSという時代なので当然といえば当然かもしれません。
私は動画の配信を積極的に見るほうではないのでよく分かりませんが、スマホという手に収まるサイズの画面で、至近距離で見る「有名YouTuber」は身近に感じられ、親近感を持って友達のように接してくれるのが人気を博する理由の一つのようです。リアルタイムでコメントを打つと、テレビとは違ってコメントを拾って反応してくれるし、自分以外の大勢がおなじ動画を見ておなじように盛り上がっていると連帯感が生まれますよね。数年前、星屑でも画面の距離が近いと相手との距離を見誤りがち、ということを書いた気がしますが、その延長線上にあるような気がします。
畑違いの人たちに会って、自分の知らない世界を垣間見た気がしました。私は知らないことが多すぎるので、これを機に配信をいろいろみてみようかしら。仕事がおちついたら……。重たい腰をあげるのはさらに先になりそうです。
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