前の職場をやめた理由
自己紹介で少し触れた前職のことをお話ししたいと思います。
前職は事務で、新卒で入職しました。
職場の方は皆さん優しく、人に恵まれた環境で仕事をしていました。入社3年目まではほぼ残業なしの、とてもホワイトな会社でした。
しかし、数年前からあるプロジェクトが始まり、少しずつ仕事量が増えていきました。
もともと給与が高い会社ではなかったので、仕事のできる人たちは次々に転職していきました。(中小企業でしたが、毎月正社員が2〜3人やめていく時期もありました)
残業も年々増えていき、休職者もちらほらでてくるようになりました。明らかに人手不足ではありましたが、会社の方針として採用は行わず、人員削減を目指すと言われました。
そんななかでも職場の上司、同僚と助け合いながら仕事をしてきましたが、とうとう精神面で不調がでてしまいました。
病院を受診したところ"適応障害"と診断されました。
あの頃は毎日泣いていて、休日でも仕事のことが頭を離れず、このままでは自分が壊れてしまう怖さを感じました。
職場に診断結果を報告し、残業や仕事を減らしてもらうなど配慮してもらいましたが、やはり人員は減る一方で、ストレス源となる環境は変わらないため退職という決断をしました。
新しい職場が見つからないまま辞めることは抵抗がありましたが、自分の心より大切なものはないと思い決断することができました。
辞めた今思うことは、心は一度壊れてしまったらなかなか元には戻せないこと。
仕事の代わりはいくらでもいるけれど、自分は1人しかいないということ。
今同じように悩んでいる方がいたら、悲しい思いをしてまで続けなくてはならない仕事はないと伝えたいです。
拙い文章ではありましたが…最後まで読んでくださりありがとうございました。
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