ありのままの自分を受け入れる
ありのままの自分を受け入れる。
否定も肯定もしない。
心と身体を繋いで、
心で感じたことが、そのまま身体を通して外に表現されるところを目指す。
これは、わたしの課題だ。
人は、大人になればなるほど、
何かを隠す。
特に負の感情。怒り、悲しみ、寂しさ、嫉妬、不安。
それを大きな声で叫ぶこともしなくなる。
ここ数年、全てを肯定して生きてきて、
否定することを否定していたなぁと思ったら、
急に涙が溢れた。
自分の負の感情に向き合った瞬間だ。
音楽だけでなく、人間の生み出す全ての芸術がそうだと思うけれど、
負の感情のエネルギーはものすごく高い。
内に込め続けると、比喩ではなく本当にその人を殺しかねないから、音や光、言葉となって外に表現されていくのだろう。
そこに向き合ったり、それを身体を通して表出しようとする時、
同じくらいの熱量で戦わないと、「伝わらない」ものになってしまうんだろうな。
見せかけの表面的な表現というか、何かの真似っこに見えたり、嘘っぽいって言われたり、芝居臭いって言われたり。
そして、内にあるものを内にあるままにしておくだけでもダメで、
それが表に出てくることを訓練していく必要があるのだと思う。
人間は、楽しく幸せに生きれれば、それで良いと思う。
だけど、私はもう一歩自分の中に足を踏み入れて、戦っていこうと思う。
自分の中の波を少しずつ大きくして、あらゆる自分を見直していきたい。
その先にある世界がどんなものなのか、私はまだわからないのだけど、
今と違った、もっと違う意味で面白い景色が見える気がする。
最近思う。
私は、表現者として生きたいのだなぁと。
私はそのために声やピアノを使うのだけど、
自分が誠実に向き合って得た感情を、心から身体に繋いで表現できるように、
これからもコツコツ前向きに楽しもうと思う。
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