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雑記:俳句と小説。

最近、俳句noterさんとの交流が増えてきました。最初は、フォロワーさんが参加していらした「みんなの俳句大会」に参加したのがきっかけでしたが、note俳句は私の想像をはるかに越えた、大きな大きなコミュニティでした。

私は、その端っこで、そっと俳句コミュニティを覗かせてもらっています。

俳句noterさんたちの記事を拝見してると、コメント欄での意見交換がとても活発なんですよ。それは、もちろん絶賛するコメントもありますが、それだけでなく
「ここはこっちのが良くない?」
「この季語で本当にいい?」
「語順がこっちのが良くない?」
「中八が気になる」
などなど……アドバイスも飛び交っているのです。

調子にのった私は、私自身が感じたことをコメントしてみました。こんな超初心者のど素人が、生意気にも、「ここの詠嘆も良いけれど、助詞を変えてみてもいいかも」なんて、偉そうに。

でも、それも受け入れて「確かに、助詞一つで変わりますね」と、持ち帰って吟味してくださるのです。

その方だけが懐が深いのかと思いますよね?(その方の懐は確かに深い)でも、ほかの俳句noterさんの俳句にも、私は生意気にも、口を出したのですよ。「この語順のほうがリズムが整う」なんて、偉そうに。でも、その方も、「確かに!有意義なアドバイスありがとう!検討してみるよ!」と。

私みたいな初心者が口を出しているから、相手が大人だから、そうやっていなしているわけではないんです。コメント欄が、とても充実した意見交換の場で、お互いの俳句を、褒めたり、もっとどうすればより良いか?を話し合ったり、季語の説明は○○さんに聞いてみましょう、と勉強しあったり、しているのです。

なんか……いいなぁ!!

と思いましたよ。

私は、noteを始めたときに、想像していたより交流の活発なSNSだな、と思ったんです。もっと「作品発表の場」かと思っていたので、フォロワーさんたちと活発にやりとりができるのを楽しく思いました。

それでね、私は、小説の感想も、アドバイスも含めてやりとりされていると、勘違いしてしまったんです。それで、他人様の小説にアドバイスめいたコメントをしたり(おもしろかったからこそ!なんですよ。つまらないと思ったらコメントなんてしません)「ここはどうしてこの表現にしたんですか?」などの質問をしたり、していたんですよ。小説についての質問です。でも、それはなぜか、歓迎されませんでした。

それで距離を置かれたフォロワーさんもいます。その方は、今も、私の記事は読んでくれません。誹謗中傷したつもりはありません。でも、相手の方が不快に感じたなら、それは良くないコメントだったのです。それから私は、かなりコメントを控えるようになりました。

私だけじゃないんですよ。他noterさん同士でも、わざわざ指名して「辛口批評ください」と言っておいて、いざ批評されたら「そんなつもりで書いていない」「そこはそんな意味じゃない」と言い訳三昧。そもそもアドバイスを聞く耳を持っていなかったのです。じゃあ、なんで批評なんて頼んだのでしょう?ベタ褒めしてもらえると思ったから?結局、そのnoterさん同士は、距離ができてしまいました。

なんなんでしょう。
この差は。
小説書きのほうが、頑固なの?

note全体がそういう雰囲気なのかと思っていたので、俳句コミュニティを覗いて、びっくりしたんですよ。

そりゃ、褒められたほうが嬉しいですよ。でも、自分の書いた小説って、自分が書いているから、ちょっとズレているところって、自分じゃ気付かないですよね。

俳句は、そもそも句会で集まって鑑賞しあったり、俳句甲子園など見ていても、ガシガシ相手の俳句を評価、添削していきますよね。そういった、そもそもの成り立ちや、文化の違いなのでしょうか?

でも、小説だって、公募に出せば講評がつくし、プロなんか編集さんからの直しがいっぱい入った原稿が戻ってきたりするんですよね?

何が違うのでしょう。

何もかもを受け入れて、全てアドバイス通りにすれば良いという意味ではありません。俳句noterさんたちも、アドバイスを受けながら、それをまるまる鵜呑みにするのではなく、どちらがより自分の表現したいことに近付けられるか、をしっかり吟味するのです。

小説のアドバイスもそうだと思うんです。まるまる鵜呑みにすればいいわけではなくて、そのアドバイスは私の小説に必要だろうか?と吟味することは、とても大事だと思うのです。

ありがたいことに、私のフォロワーさんたちの中には、しっかりアドバイスしてくださる方々もいらっしゃいます。私はそれらを、自分に必要なアドバイスか一つ一つ考えます。あー!その通りだわ〜!次はこの意見を採用してみるぞ!と思うときもあれば、うーん……でもそこは譲れません!と思うときもある。両方あるけれど、めちゃくちゃなアンチや誹謗中傷じゃない限り、アドバイスは、一度は吟味してみる価値があると思うんです。アドバイスもらえるって、すごく貴重なことですよね。


長々と愚痴みたいな記事になりました。ここまでお読みくださった方、ありがとうございます。

俳句コミュニティ、覗いてみたら、みなさん向上心があって、活発で、いいなあ!!と思ったよ♡という雑記でした。

おもしろいと思っていただけましたら、サポートしていただけると、ますますやる気が出ます!