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【2023年6月】ウィーン国立歌劇場の立見席の取り方

はじめまして。風音と申します。
私は2023年6月にオーストリア ウィーンに行く機会があり「ウィーンと言ったらオペラよな。でも高いし当日立ち見席が安いらしいからそれを頑張って取ろう!!」となりました。事前にネットで【ウィーン国立歌劇場 立ち見】で沢山検索をかけて挑んだのですがネットの情報と色々と違ったのでもしこれからウィーンでオペラ観劇したいよ!!という方は参考程度に見てもらえると嬉しいです。(2023年6月時点での情報になります。)

まずどの公演を観劇するのか決めましょう!歌劇場のHP(https://www.wiener-staatsoper.at/)から確認出来ます。歌劇場は毎日違う演目を公演することでも有名です。滞在中に複数公演観てお気に入りを探すのも良いと思います。また演目の有名具合(?)によってランク付けされており同じ席でも価格が変わってきます。それらを踏まえて演目を決めましょう!

次に当日立ち見席を取るためのチケット売り場に並びます。私が観ようと思ったのは『フィガロの結婚』有名オペラですし演目ランクは最大のSでしたので開演4時間前から並びました。既に十数人並んでいたので良い席を取ろうと思ったら3時間前には並んでいた方が良いでしょう。並ぶ場所は看板に「STANDING〜」と書いてある場所。他のネット情報には「Standing Area」と書かれた場所に並んで…と書いてあったので歌劇場の周りをぐるぐる回って(雨なのに)探してしまいました。時間の無駄。
私の時は具体的には正面から左に回って屋根がある場所でした。「Standing door」と書かれていた気がします。定期的に看板は変わるようです。そこに並ぶこと2時間ぐらい。どんどんと人が増えていきます。時間になると廊下のような場所に通されます。そこから順番にチケットが購入出来るのです。

さて、チケットを買うのですがチケット売り場の横に書いてある金額を見て私は驚愕してしまいました。なんと1番良い平間の席の後ろの立ち見席、Parterre(パルテッレ)で18ユーロ。(2800円ほど)18ユーロ!?!?だってネットには4ユーロって書いてあったのに…物凄く値上がりしてました。10ユーロと書いてある記事もあったのでどっちかか…と思っていましたがこんなに高いとは…貧乏学生にはキツイ…それでもここまで来たからには観なくては。18ユーロ払ってチケットゲット。
ちなみに現金ピッタリのみという記事しか見かけませんでしたがクレジットカードが使えました。レジスター的なのは無かった気がするので現金ピッタリか、カードにしましょう。

その後チケット売り場から出ます。多くのネット記事ではこのまま会場へ入りダッシュして自分の席を確保してそこにスカーフを巻くとありますが実は現在はチケットを購入した時点で席が決まっています。チケットに席番が書かれていたら一般開場まで外で待っているようにしましょう。時間つぶしにスタバに行こうと思ったのですが空いてる席無し。私は開場まで歌劇場の周りをフラフラしていました。

開場入りは正面左の小さなドアから入りました。入ると左手にクロークがあり荷物を預けられるようになっています。そこに並んでいると時間になりゲートが開きます。Parterreのチケットを買った方はグリーンのカーペットの前にいる係員さんにチケットを見せると良いでしょう。二階に上げる階段の前にいる係員さんに見せても違うところだとチケットを返されてしまいます。Parterreは正面の階段を上がらない席ですので階段の前の係員さんではないところに行きます。そこで簡単な服装のチェックがあります。(服装に関しては後述)
係員さんの指示に沿って行くとまた係員さんがおりその人にチケットを見せると席へ案内してくれます。私は幸い1列目で観やすかったですが158cmの友人は2列目で前に大柄の男の人が来てしまい首をかしげないと見えなかったとのこと。背が低い方はほんとに早めに列に並ぶことをおすすめします。席には1人ひとつ端末があり演目のドイツ語と英語の字幕が流れるように設定出来ます。英語力0の私はそんなものを見てもわからんので内容を頭に叩き込んで公演中はずっと頭の中でアテレコしながら舞台を見ていました。

幕間はほとんどの人が劇場内から出ていくのでそこで少ししゃがんで休憩出来ます。人の邪魔にならないように!!あと終わったと思って帰らないように!!

服装についてお話しておきましょう!!貧乏学生&数カ国行く関係で大した服なんかなかったので襟付きのチェックのシャツ(オタクくんかな?)、紺のカーディガン、紺色のズボン、蛍光水色(凄い目立つ)のスニーカーで行きました。我ながら酷い格好ですが特に止められることはありませんでした。手荷物はエコバック1個。チケットを見る係の人に一瞬嫌な顔されました(ごめんなさい)が何も言われなかったので小さなエコバック程度なら劇場に持ち込みOKだと思います。立ち見席は結構ラフな格好の人が多かったですがワンピースやジャケット、襟付きシャツなど少し意識した格好が良いです。また、サンダルやダメージジーンズはNG。止められているお姉さんがいました。チケット買ったのに観られないのは悲しいので格好はしっかりするようにしましょう。ちなみに座席を買っている方はドレス、スーツで凄いオシャレ。この後チェコの国民劇場にも行ったのですがウィーン国立歌劇場は特にドレスコードが厳しかった印象がありました。

学生向け(U27)チケットのとり方。27歳までの学生向けの割引チケットがある公演があります。全ての公演では無いので注意してください。まず観たい公演の1週間前にはHP(https://www.wiener-staatsoper.at/jung/u27/)に記載されているメールアドレスに学生証などの年齢がわかる写真、電話番号、住所を送り返信が返ってきたらアプリでチケットが購入出来るようです。私はU27パスをメールで受け取るまでしかしなかったのでチケットがどのように買えるのかわかりませんが公演によっては良い座席(立ち見じゃないよ)が一律20ユーロで買えるのでとってもお得です。学生の方はぜひ自分の観たい公演がU27チケットで買える席があるのか探してみてください。

ここまで見てくださってありがとうございました。また気まぐれに日記のようなものをあげるかも知れません。
楽しいウィーン国立歌劇場ライフを!!それでは!!

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