なんとなく

なんとなく、人と話すのが苦手だ。
それをなんとなくどうにかしようと思ってて
でも解決法が見つからなくて、
毎日朝学校に行くか行かないか悩んでた。
正直本当に行きたくない日もあった。
でも行かないことで周りからの目や
何かが変わってしまうことが嫌で、
いつも休むのをやめる。


そんな時、自分からなにも言っていないのに
ギターの先生が
私の全てを見透かしたようにして
言葉をかけてくれた。


学校は人もいっぱいいるし、
みんな私と同じ年齢で明るい人や
盛り上げるのが得意な人、すごい人がいる。
その中ではやっぱり比べちゃうよね。
学校では自分の立ち位置があると思うから
それを演じていればいい。

“ここでは”普段の私を知らないし、
いつもと違うねって思うこともないから、
まずは声をしっかり出すことから
意識してみよう。

きっとこれは、私が1番言って欲しかった
言葉だと思う。何より心がすごく軽くなった。

そしてすぐに「はい」と返事をした。

その返事もしっかり!
と言ってくれた。

物事をいつも後回しにしていた私だから、
すぐやる!と言われると新鮮で
新しい自分にこれから会えるような気がした。

私も先生みたいに居場所を作って、
悩みを解決する手助けになれる
大人になりたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?