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「自分の子どもはかわいい、けれど」の話

※わたしは子どももいないし結婚もしていません。どこかの一学生の思ったこととして読んでいただけると嬉しいです。

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Twitterである有名人の方が「どうして自分のお腹を痛めて産んだ子供に手を上げられるんだろう」みたいなニュアンスのことを呟いていて。少し前の事件についてのことだと思うんですけど。
そりゃ出産を経験したことない人には分からないよなと出産したことのないわたしが思いました。

子どもって、可愛いだけじゃ育てられないと思うんです。育てたことないけど。

そりゃ自分の子どもは可愛いですよね。でも、それでも怒鳴ってしまったら手を上げてしまったりすることってあると思うんです。あげ「そう」でもいいです。そういう状況、状態になってしまうことってあると思うんです。
それって子どもが可愛くないからとか嫌いだからとかではなく、ホルモンとか家庭環境とか人間関係とかそういう色々なものが積み重なって起こることだと思うんです。今のところ全部わたしが思っていることなので全然違うかもしれません。

わたしは親に怒鳴られたり手を上げられたりした記憶はないですが、それはわたしがいい子だったからでもいつも可愛かったからでもないと思います。悲しませるようなこともしてしまったし、困らせたり怒らせたりしたことも多々あります。多々。問題なのはそういうときにどれくらい周りに頼れるか、支援が受けられるかみたいなところだと思うんです。(これは独身の学生が勝手に思っていることですが)

心理学の授業で少し習ったのですが、「親が1人で全てを背負うのが一番よくない」そうです。母親、と習ったのですが、このご時世父親だけの家庭だってあるしおじいちゃんおばあちゃん親戚どの可能性だってあるので「親」としました。

「昔は良かった」とよく聞きますが、確かにいろんな人がいろんなところの子どもの面倒を見て、みんなで子どもを育てるという環境は確かにいいのかもしれません。わたしも集落の人にはたくさんお世話になりました。(山に住んでいました)
今はいろいろと危険なこともあるのでみんなで子どもを育てるというのは難しいと思います。それもわかる。でもどうにか、子どもを育てるお父さんお母さんおじいちゃんおばあちゃんそのほかの「親御さん」が1人にならないような社会になるといいなと思いました。

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