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シト転生──2023年6月26日


・またぞろ日暮里の『おにやんま』でうどんを食べた。

・先日、Webメディア『オモコロ』を運営する株式会社バーグハンバーグバーグ(オモコロメンバーが自社を説明するときの定型句)が社員旅行で香川県に行ったらしく、恐山や原宿さんやまきのさんがうどんの写真をこれでもかと上げていたので、無性にうどんが食べたくなったのだ。

・本当に『おにやんま』のうどんは美味しい。強いコシがあるのに柔らかいツルツル麺が、上品なだしと天ぷらの甘いあぶらと絡んで無限に進む。『おにやんま』のうどんなら本当に無限いけるかもしれないなあ。


・なんて思い思い食べながらツイッターを観てたらBHBの松岡さんもおにやんまのうどんを食べていた。松岡さんがいうなら間違いない(絶対的信頼)




・たまに切り抜きを観ていたVtuberが卒業し、その数日後に"転生"して個人Vtuberになっていた。早すぎる。忍者のような変わり身の速さである。


・転生に否定的な人はもちろんいる。箱推しだったり、そのVtuberが何らかのグループに所属している場合だと「何をひとりで勝手なことを…」みたいに思うだろう。

・ただ自分はそれを差し引いても素晴らしいシステムだと思う。ガワは変わっても中身の声や性格は同じだから、ほとんど卒業前と同じような感覚で観られるというのが嬉しい。そしてそれはファンだけでなく、その人のことをあまり知らない初心者にとってもそうだろう。

・長年活動しているVtuberを途中から追いかけるのはなかなかにキツい。「こないだのイベントで〜」とか「先週の雑談配信で話したアレなんだけど〜」みたいに過去の配信を観ている前提で話すことがあるし、実際多くの視聴者は過去の配信を観ているから「あーアレね」とか「あれは凄かった」とコメント欄が盛り上がり、結果内輪での盛り上がりが形成されてしまう。別にそれが悪いわけでは決してないし、Vに限らずすべての中長期コンテンツがそうだから仕方ない部分もある。とはいえ、やはりそこで疎外感を覚えてしまうことは否めない。

・その点、転生すればその人の好きな部分は継承されつつもすべてが丸々一新されるから参入しやすくなる。なるほど、テレビ番組が企画内容はほとんど変わらないのに番組名だけ変えてリニューアルするのも、そういう効果を狙ったものだったのか、と副次的な納得も得られた。

・ということで今日はその転生後の初配信を観てみた。転生前の記憶をひた隠しにしている感じではないものの、Vも視聴者もすべて分かった上で「デビューしたてのVtuberとその視聴者」というロールプレイを楽しんでいる感じがして楽しい。「塾講師をしてるから"先生"と呼んでもいいですよ〜」「先生?う、頭が…」みたいなノリ、嫌いじゃない(転生前も○○先生という愛称だった)。これも内輪ノリっちゃあ内輪ノリだけど、知ってる人は知ってるし、知らない人も知らないことに後ろめたさを感じるようなものではないから良いのだろう。

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