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吉原炎上──2024年2月20日

「休日への楽しみを糧にして仕事を頑張る!」という人がいるけど、信じられない。

むしろ休日に思いを馳せるばかりに、仕事がまるで手につかない。釣りとか部屋の模様替えを早くしたいから、たぬきちのバイトを虚無にやり過ごすようなものだ。たぬきち商店を出てすぐの場所に花を連打で適当に植えていくように、Slackの返信もExcelへの入力もおざなりになっていく。

その日行った仕事も全く覚えていないから、業務終了時の日報を書くときに困る。


また松戸の雷を食べた。写真は撮ってないから前回の使いまわしです。

次の日(これを書いている今日)がリモートワークだったから、にんにくも入れた。何度食べても美味い。でも私の胃袋はにんにくに耐性がないから、帰宅した途端に腹痛に襲われた。ひぃ。


渡辺豪さんという方の遊郭に関する記事を読んで、遊郭というものの文化について興味が出てきた。吉原、花魁などと聞くと勝手に綺羅びやかで優雅なイメージを持ってしまうが、その裏には見知らぬ男に身を売るに至った女性たちの壮絶な物語がある。


今日読んでいたこれらの本にも、その辺りのことがこれでもかというほどリアルに描かれていて恐ろしくなる。

借金に喘ぎ、身売りを強いられる女性たち。女衒に騙され、遣り手婆(客との仲介人)や先輩遊女に虐げられ、玉代のために花を散らす。

現代のようにお店が嬢を守るという感覚も(ベテランの遊女にならともかく、初見世などの新人には)なかったであろう時代、客に非人道的な扱いを受けても、なお献身的な奉仕を強いられることの苦しみは想像を絶する。

でも、過去には確かにそういうことがあったのだと、知らなければいけないと思う。

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