オリガミキングで感動した話-2023年1月3日

先日の日記でもちょろっと書いたが、最近『ペーパーマリオ オリガミキング』をプレイしている。

ユーモアのある会話や可愛らしいキャラクター、色鉛筆や輪ゴムといった文房具がモチーフのボスなど、面白い要素が満載だ。

これまでマリオストーリーとペーパーマリオRPGしかプレイしたことがなかったので、このシリーズに触れるのは15年以上ぶりになる。続編の評価があまりよろしくなくて、手を出せていなかった。

そんなとき、何の気なしに観たゆっくりニンテンドーの雑学さんのペーパーマリオレビュー動画の中で、本作が「ストーリー性に優れている」と高評価だったので、かねてより何か新しいゲームをやってみたいと思っていたことも手伝って、プレイしてみることにしたのだ。

これが英断だった。

今はステージ2をクリアしてかぜぬけるトンネルにいるところだが、そこで発生したイベントがとにかく凄かった。

ネタバレになるので詳述は避けるが、前のステージで本当にさり気なく出てきたギャグ描写が、実はマリオと相棒のオリビアを助ける重要な伏線だったのだ。

「なぜアレをいつまで持っているのか」というささやかな疑問が回収され(というより解決したあとに「そういえばおかしかったな」と違和感に気付く)、しかもそれがとても感動的なシーンに仕上がっていたので、自然と涙腺が熱くなった。


余談だが、ペーパーマリオシリーズは多彩な仲間たちとパーティを組んで、それぞれの特性を活かしてバトルやステージのギミックを突破していくゲームで、それが魅力だと感じていた。

それに対してオリガミキングは主にオリビアという折り紙の女の子と冒険をする物語だ。それ以外の仲間ができないことはないが、特にバトルでは活躍しないし、仲間を使ってギミックを突破することもほとんどない。

それが最初は寂しくもあったが、オリビアと二人ということは自然彼女との絆を深めるのがメインとなる。これまでのシリーズではパーティー全体に向けられていた視線が、今回はオリビアだけにフォーカスされる。

だからこそ、敵とのバトルや他の仲間との出会い・別れによって彼女の魅力が全面に押し出され、それが本作をプレイする原動力になるし、笑いや感動を誘うことになる。

それも含めて、ストーリーが優れているという評価も納得の、とても素晴らしいゲームだなと感じている。


翌日から仕事が始まるので、そこで一旦セーブして眠りにつく。早く続きをプレイしたい。

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