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若人よ、骨の髄まで腐っていけ―2023年4月27日

・スマホのアラームが鳴らなくて寝坊した。え?なんで?

・アラームを設定した時刻にスマホのアップデートが始まってしまい、アラームを鳴らせなかったらしい。何をしてまんの?勝手にさあ。誰も頼んでないんだけど?もういいから君はじっとしてて!


・朝から喉が痛い。喉というより、喉と鼻の奥の間ぐらいが腫れているような感覚。経験則で分かるんだけど、これは風邪の前兆だと思う。最近の気温の高低差にやられたか。

・それか昨日セブンイレブンの「とみ田監修デカ豚ラーメンワシワシMAX」と「マラサダ」を食べたせいだ。安定していた栄養の供給が急に狂って、身体がバカになってしまったのだ。また罪悪感による精神的苦痛も手伝っているのだろう。戯言だけど。

・しばらくコンビニ飯は控えよう。でも風邪っぽい体調で自炊するのもキツイなあ。お弁当屋さんで野菜炒め弁当でも買うか。


・なんて朝は思っていたが、結局無印良品でおいしいカレーを買った。

・この写真にはない別の種類のカレーを食べたら、辛さの強いタイプだったようで、下唇の裏にできた口内炎を刺激して死ぬかと思った。口内炎があったのをすっかり忘れていた。なんで口内炎って食べ物を食べる直前まで意識からスポッと抜けているのだろう。


(電車の走行音)

大場なな「あの日、生まれたんだね。舞台少女、愛城華恋が」

愛城華恋「ん? え?」

大場なな「…バナナマフィン、バナナプリン、バナナンシェ、

バナナイスムージー。たくさん食べてもらったな…」

大場なな「でもみんな、新しい役、立つべき舞台を求めて、すぐに飢えて、渇いて…」


俺「バナナイスムージー、冷たくて美味しかったです」



・過去ツイを漁っていたら偶然見つけた。

・当時の俺はなぜ大塚周夫さんのストラップを買おうと思っていたのか…? 誰とそんな話を? そしてそんな話になる会話の流れとは一体…? 謎がすべて紐解かれる時、世界をも覆す驚愕の真実があなたを襲う。coming soon…



・ジョージ・オーウェル『一九八四年』のある一幕に衝撃を受けた。

「君が相手にした男の数が多ければ多いほど、君への愛が深まるんだ」

「純血なぞ大嫌いだ。善良さなどまっぴら御免だ。どんな美徳もどこにも存在してほしくない。一人残らず骨の髄まで腐っててほしいんだ」

・心の中で拍手をした。フィクションとはいえ、こんなことを平然と言ってのける男がいただろうか。一人残らず骨の髄まで腐っててほしい。党への忠誠心と純潔さが正統とされる世界観だからこその発言ではあるが、素晴らしすぎる。

・映画『言の葉の庭』に「どうせ人間なんてみんなどっかちょっとずつおかしいんだから」という台詞があるように、腐っていることが、愚かであることが人間を人間らしくさせる。だから取り繕わず、そのままの姿でいればいい。

・なのに愚かな行為は第三者に糾弾され、"いい子"という鋳型に押し込められる。性も血も狂も闇も必要以上に忌避される。

・そういった近年の、人間単体だけでなく世間そのものが清純であろうとする風潮に違和感を覚えている。みんな なかよく えがおで くらそう!と書かれた子供だましの旗を掲げ、少しでもセンシティブなものは規制して封じ込め、真っ白い壁に囲まれた無菌室のような世の中を目指している気がする。

・そんな甘々な世界に嫌気がさしている自分にとって、主人公ウィンストンの先ほどの言葉は強く印象に残った。

・…つまり、現代はすでにディストピアなのだろうか?

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