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「ヘアカタログのモデルはもっとブサイクにしてほしい」2021年5月13日

髪、伸びたなぁ~

そろそろ美容院に行かなきゃな行かなきゃなと1日1回は思うんだけど、何だかんだ1~2か月ぐらい先延ばしにしてしまう。みんなそうなのだろうか?

他の用事に比べて、「髪を切る」ってイベントは軽視されがちだと思う。

歯医者に行くとか夏服を買いに行くとかは放置すると何らかの実害を被るけど、別に髪を伸ばしっぱなしにしたって何かがどうなるわけでもないからかもしれない。頭が蒸れたり周りから"みすぼらしい奴"みたいに思われたりするだけだもんな。

後者は結構イヤだな。


美容院に行くたびに思うのが、「意外と美容院来るの久しぶりだったんだな」ということだ。

感覚としては半月ぶりぐらいなんだけど、馴染みの美容院に来ると「お客様、2か月ぶりですね」などと言われて「え、そんなに?」って毎回驚く。

髪の伸び具合を考えると確かにそれぐらいなんだけど、「俺って髪伸びるの早いなぁ」とか的外れに感心するだけで来店のインターバルに思いが至らない。


あと、これはあるあるだと思うけど、美容師へのオーダーって難しい。

「今日はどういう感じにしますか?」と聞かれても、まず自分の顔において似合う髪型が分からない。

だから「どういう感じ」すら思い浮かばない。

たとえ理想の髪型があってもヘアスタイルの知識が皆無だから、どういう言葉に変換すれば美容師に伝わるかが分からない。

かといって吉沢亮やら神木隆之介やらの写真を見せて「こういう感じにしてください」ってのも、心の中で「おwwおまえの顔で?wwwww9(^Д^)プギャーwwww」とバカにされそうで恥ずかしい。

そう考えると、お店に置かれてるヘアカタログからお気に入りの髪型を見つけるのが一番なんだろうな。

でも、これは前々から思っていたのだけど、ヘアモデルってみんなイケメンすぎません?

イケメンはどんな髪型にしても似合うんだから、ブサメンの自分には参考にならなさすぎる。

以前もイケメンだらけのヘアカタログから「これめっちゃカッコいい!」みたいな髪型を選んで美容師に切ってもらったら、町山智浩みたいになって死にたくなった。

これが


これよ。なんだこれ、ドッキリか?顧客が本当に必要だったものと、得られたサポートがかけ離れすぎてる。

でもこれは美容師の腕が悪いわけではない。

素材が安物の見切り品だから、どんなに巧みにデコレーションしても誤魔化しきれないのだ。

それに気付けなかった自分も悪いし、そんなブサイクに幻想と希望を与えてしまったイケメンだらけのヘアカタログにも責任がある。


ヘアカタログを刊行している出版社にはぜひともフツメンorブサメンのモデルを起用してもらいたい。

痩せぎすのオタクに似合う髪型とか、丸顔のへちゃむくれにおすすめの髪型とか、そういう特集を組んでほしい。

本としての見栄えは悪くなるかもしれないが、知ったこっちゃない。こちとらヘアカタログにイケメン大展覧会は求めていない。ただ自分に似合う髪型が知りたいだけなんだ。

そして願わくば、そのモデルに俺も採用してほしい。ブサメンの希望の星になること請け合いだからさ。

頼むぜ!!!!!!!!!!!!!!

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