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非常に使いやすい自転車ライトTOWILDのCL1200Pro

ロードバイクを中心にグラベルバイクやマウンテンバイクなど自転車ライフを楽しんでいるりんりんでございます。

本日は個人的にすごく気に入った自転車ライトを紹介したいと思います。

通勤や通学はもちろん趣味で自転車に乗ってる方は多いと思います。自転車を乗る目的は様々だと思いますが、安全な夜間走行に欠かせないのはライトですよね。

今回紹介するライトは、特に趣味で自転車を楽しんでいらっしゃる方におすすめしたいです。


僕の自転車ライフについて


商品を紹介する前に、僕の自転車生活とライトの使用状況について簡単にお話ししたいと思います。

僕は自転車のロングライドイベント「ブルベ(数百キロを制限時間内に走り切るイベント)」に参加したり、長距離自転車旅行を楽しんでます。なので夜間ライドをすることが多く、自転車のライトをよく使ってます。

夜間ライドをする際にはライトをハンドルに2個装着して使っています。そのうち一つはメインライトとして使用し、もう一つは非常用&モバイルバッテリー用として使っています。

今までいろんなブランドのライトを使用してきましたが、現在使用しているのはレザインMICRO DRIVE 500XLKUNGIXというブランドのライトを使用しています。


現在使用中のライトを選択した理由と不満点

レザインライトを選んだ理由と不満点

メインライトとして使用しているのはレザインMICRO DRIVE 500XLですが、このライトを選択した理由はライトをレックマウント装着したかっただけです。

自転車ハンドル周辺にサイコン(サイクルコンピューター)、携帯、ライトをつけていますが、これらのものをレックマウントというもので整理しています。

レックマウントに装着できるライトとしてレザインのライトが程よいサイズ感だったので選んで使用してきましたが、色々不満があります。

①電池持ちが悪い
個人的に夜間走行で路面状況の把握と走行していることをアピールするためには300〜400ルーメンがあれば良いかなと思います。

MICRO DRIVE 500XLで主に使ってたのは200ルーメンですが(500ルーメン、200ルーメン、100ルーメンしか選択できなかったので)2時間しか電池が持ちませんでした。100ルーメンで使用しても4時間しか持ちません。しかも明るさは十分ではないですね。

500ルーメンは1時間しか持たない。

②ライト本体を充電しながら点灯できない
400kmや600kmのブルベや長距離ライドをすると夜通しで走ることもあります。できるだけ電池持ちのいいライトが欲しいですが、十分な明るさで長時間ライトを点灯させるためには、途中で充電する必要があります。

ライトを二つ持っていれば片方で照らしながら、もう片方は充電する形で交互に使うことも考えられますが、MICRO DRIVE 500XLは本体をUSBコネクタに直接刺さないといけないのでいちいち外さないといけないです。

それに元々充電中はライトがつかないですね。

③充電USBのゴムキャップがすぐなくなる
夜間のみならず長距離を走っていると地面から思わぬ衝撃を喰らうことがあります。大きな衝撃が会った時に充電USBを保護するキャップが外れすぐいなくなっちゃいます。

キャップだけ別で購入できますが、非常になくなりやすいしその度に買うのも面倒ですね。しかも面倒だからと言ってキャップなしで使用して雨に当たってしまったら、誤作動を起こしてしまいます。


KUNGIXを選んだ理由と不満点


セカンドライトで使用するKUNGIXというブランドのライトは安価でモバイルバッテリーとして容量が多いから選びましたが、やはり不満点がいくつ出てきました。

①装着場所が限られる
専用のマウントはありますが、それ以外のマウントには使えないですね。専用のマウントがつく場所であればハンドル以外のところ(例えばフロントフォークなど)にも装着できそうですが、レックマウントなど他社のマウントには使えない形です。

②重くて大きい
大容量のバッデリーを持ってるので仕方ないと思いますが、本体191gで大きさも結構ごっついのでかさばることもあり、ハンドル周りをスッキリ片付けたい方にはちょっと気になるところです。

重くて大きいデザインは特にロードバイクの軽量化に敏感な方には向いてないですね。

③ライト本体を充電しながら点灯できない
このライトはモバイルバッテリーとして主に使おうと思っていたので、そこまで気にならないところでしたが、メインライトに問題があってこのライトのみ使用することになった時に充電しながらライトが使えたらさらによかったなと思いました。

ちなみにライトを点灯しながら放電(他の電気製品を充電)は可能でした。


ブルベや長距離ライドの経験から求めていたライトとは

僕が使用していた二つのライトはそれぞれの弱点を補う形で使っていましたが、不満点が多かったのでそろそろ新しいライトが欲しいところでした。

新しいライトを購入する条件として以下の3つを考えています。
①必要最低限のルーメン(明るさ)と十分なバッテリー容量
②点灯しながら充電したい
③設置場所の自由度

①必要最低限のルーメン(明るさ)と十分なバッテリー容量

夜間走行に必要なルーメンは300〜400だと個人的に考えています。そのくらいの明るさができるだけ長く点灯してくれること。

そうしてモバイルバッテリーとしても使用できるような容量が備わること。ライトとして使わない時にはモバイルバッテリーとして使うことで、モバイルバッテリーを別途携帯しなくて済みますからね。

②点灯しながら充電したい

ライトを点灯しながら本体を充電できれば、十分な明るさを長時間確保できます。その分夜間走行の安全性も高くなりますね。

ただし、こんな使い方をする場合は別途モバイルバッテリーが必要となります。600km以上のブルベなど本当に長距離を走る時にはありだと思います。

③設置場所の自由度

自転車のハンドル周りには、サイクルコンピューター、携帯、ライトだけでなくモバイルバッテリー、フロントバック、スピーカーなどいろんなものをつけることができます。

なので付け方を工夫してハンドル周りにつける物品を使いやすい形にしたいところですが、専用のマウントだけ使えるということになるとその分整理整頓しづらくなりますね。

僕の場合はレックマウントを使用してハンドルにつける電子機器を整理していますが、レックマウントだけでなく、いろんなマウントが存在しています。なのでいろんな形でアレンジできる点は重要だと思いますね。

僕が現在使用しているライトへの不満点を補い、さらに必要としていた機能が全て揃ったのがTOWILD社のCL 1200Proというライトでした。

TOWILD社のCL 1200Proのスペックと機能

CL 1200Proの基本情報については多くの方がレビューしていますので割愛して、僕が特に気に入ったスペックについてお話ししたいと思います。

まず、先ほど述べた僕が求めていたライトの条件に沿ってスペックを見てみます。

①ちょうどいいルーメン(明るさ)と十分なバッテリー容量

アマゾンの販売ページ

点灯モードは僕が欲しい300ルーメンが入っており稼働時間がなんと7.5時間です。点灯しながら充電しなくても大体の夜間走行はCL 1200Pro本体のみで十分な感じです。

600ルーメンを使用しても4.5時間という素晴らしい電池持ちですね。

バッテリー容量は5000mAhで、スマホだったら一回分フル充電が可能です。一般的によく使われているモバイルバッテリーの容量ですね。僕の場合はgopro7を使って撮影することもありますので撮影機器の充電にも使えそうです。

ちなみにgoproのバッテリー容量は1220 mAhなので約4回分は使える容量

経験上400km走行までであればこのライト一本でモバイルバッテリーとライト両方賄えそうです。

②点灯しながら充電可能


CL 1200Proは点灯しながら本体を充電可能です。なので別途モバイルバッテリーを使えばライトのバッテリー残量を気にせず長時間走ることができます。

ただし、ライト本体を充電しながら点灯した場合低光度(300ルーメン)とナイトフラッシュ、ディフラッシュの3つのモードだけ使用可能です。高光度(1200ルーメン)と中光度(600ルーメン)は使えません。

でも300ルーメンでも十分明るいので特に問題はないと思います。

この機能は暗い時間が長い秋、冬のロングライドの時に役に立つのかなと思います。

もちろん放電しながらもライトはつくので、携帯などを充電しながら夜間走行もできます。

これはすごく嬉しいですね!

③設置場所の自由度が高い


CL 1200Pro本体についている接続部分はガーミンのサイコンマウントであればつくような形になっていて、しかも接続部分を上下に変えることが可能なのでライトを上下自由につけられます。

CL 1200Proに付属しているマウントはすごく充実していて、ライト専用マウントはもちろん、ガーミンのサイコンマウント兼用のマウントもついています。

しかもサイクルコンピューターマウント兼用のマウントの下にはgoproマウントもついており(予備で2個もついている!)、使い方がものすごく広がります。

サイコンとライトが同時につけられるマウントやgoproのマウント自体も地味に高いアイテムですし、別途購入しないといけない面倒なところもあるのでこれらが一気に手に入るのはすごく嬉しいですね。

もちろんレックマウントにも問題なく接続できましたが、少し緩い感じがします。これはレックマウント専用の接続マウントを購入すれば解決できそうです。

このようにCL 1200Proは僕が欲しかったライトの条件を全て満足していました。しかしこれだけではないです。CL 1200Proにはさらに便利な機能が備わっていました。

④ワイヤレスリモコンで遠隔操作

この機能結構気にいてます!

ワイヤレスリモコンでできることは

  • ライトの電源ON、OFF

  • ライトのモード変換

  • スマートモードと手動モード変換

  • 即最高光度モードに変換

ワイヤレスリモコンはバンドで止められるようになっていて、走行中に指で操作しやすい場所に止めておけば、走行姿勢を崩さずに指一本でライトの操作が可能です。

電灯が少ないエリアに入る時や、逆に明るい場所に入る時ライトの明るさを変えたり、最高光度をパッとつけて道先の道路状況を確認したりなどライトのモードを瞬時に変えられるところはいいと思いました。

⑤スマートモード


スマートモードでは点灯したライトを120秒間静止状態にすると自動的に消してくれて、振動を感じたらライトをつけてくれる機能です。

長距離を走るとコンビニ休憩などをすることが多いですが、疲れているとライトを消し忘れることってあるんですよね。

その時に自動的に消してくれるのはバッテリー節約の面ですごく助かります。しかも出発すると自動的につけてくれるのも出発時一つ手間を省いてくれるので便利な機能だなと思いますね。

あと、ランプの温度を感知して65℃以上になると明るさを落としてバッテリー持ちを長くしてくれるそうです。バッテリー持ちを長くするためのちょっとした工夫も嬉しいですね。


今まで話した機能以外にも防水機能や衝撃に強い、マットなカラーと大容量バッテリーと搭載しながらもスリムなデザイン、防眩仕様デザインなどかなりいいところがたくさんあるライトです。

最後に値段が気になるところですが、アマゾンで税込12890円で販売しています。でも2980円割引クーポンが付いていますので、実質1万円で購入できます。

場合によっては1万円を切ることも

ライトだけで1万円は高いと思う方もいらっしゃると思います。ロードバイクに乗ってる方で本格的な自転車ライトを探したことがあればわかると思いますが、メジャーなメーカーで1200ルーメンの明るさを出せるくらいのライトは結構な値段しています。

これだけの便利な機能と豊富な付属品まで付いて1万円で購入できるライトはなかなかないと思いますね。

ちなみにTOWILD社は自転車ライト専門の会社で創立8年を迎えているそうです。今回紹介した商品はその8周年を記念して作ったモデルだそうです。

アマゾンで売られている安価なモデルよりは信頼があるブランドで1年間保証付きなので安心できますね。

TOWILD社のライトはCL1200Pro以外にもラインアップされていますので、必要に応じて自分に合ったスペックと値段のライトを選ぶこともできます。

TOWILD社のCL1200Proは本格的な自転車ライトの中でもかなりコスパの良い商品だと思います。

自分が欲しかった要素がピッタリある商品はなかなか会えないんですけれど、このライトに出会って夜間のライドも楽しくなりそうです。


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