2021年 FC町田ゼルビア編成考察

お久しぶりです。

いよいよ来週に開幕するということで、重い腰を持ち上げて筆を執っております。この記事はシーズン終わった時の答え合わせに使えたり、他サポの皆様には「今年のゼルビアどうなん?」的な見方もできると思うので、どうぞ皆さまよろしくお願いします。


陣容

編成考察

過去最高の陣容でしょう。てか早くGK早く連れてこい!!

去年のベースを残しつつも、長年の課題である得点力不足解消のための大型補強をしたという感じ。そして新体制発表会で唐井GMが言っていた、中堅選手の補強にも成功して、前目の補強に関しては文句なしという感じでしょう。

GK

福井光輝、茂木秀

人が足りない... 

例年なら、3人体制で若手2人とオーバー30が1人で、今年もそのつもりで動こうとしていたはず。しかし、秋元に契約延長のオファーを断られ、噂ベースですがセランテスに断られ、現在迷走中。しかし、キャンプの映像などを見ているとGKが3人いるように見えるので、大学生なのか分からないが、誰かしら練習参加しているよう。

今年はエリートリーグが始まり、ACLがないクラブも保有人数を増やす傾向にあるので、補強は難航しそう。

GKの一番手は福井。でも茂木秀がポジションを奪う可能性もあり得る。3番手は武田治郎コーチ。(ゼルつくめっちゃ面白かった)


CB

水本裕貴、深津康太、高橋祥平、森下怜哉

水本が完全移籍に。しかし深津と水本のベテランを昨シーズン同様に酷使することは難しいと考え、バックアッパーとして申し分ない2人を獲得。下手したら、シーズン終盤にはこのレギュラーとバックアッパーの関係が入れ替わっている可能性もある。

高橋、森下はポポヴィッチ監督も求めているであろう足元の技術に優れており、複数ポジションできること、経験豊富ということを考えれば申し分ないのではないか。

奈良坂もいるし、厚みやバランスも良いと思う。

しかし開幕前の一番手は水本-深津コンビ。


左SB

奥山政幸、デューク カルロス、青木義孝

J2屈指の左SBいるポジションなので、補強は若手を獲得するに留まった。デュークと青木は前のポジションもでき、青木に関しては左右のSBができそうなので、心配はなさそう。だた2人とも攻撃的なタイプなのがどう影響するのかというところ。

一番手は奥山。


右SB

三鬼海、酒井隆介

去年は定まらなかったポジションで、そこに山形で経験を積んだ三鬼が加入。J2でも屈指の右SB(WB)になって戻ってきたのが頼もしい。

TMを見た感じ、昨シーズン同様に高い位置でのプレーを求めているようなので、三鬼もフィットには時間がかからないだろう。

この2人に複数ポジションできる高橋や森下、青木が入るので枚数的には問題なさそう。

しかし開幕戦は三鬼が契約の問題で、出場できないので、誰が開幕スタメンになるのかが楽しみなところ。

一番手は三鬼、それに高橋、酒井が続いてく感じか。


CH

佐野海舟、髙江麗央、奈良坂巧

よく昨シーズンのレギュラー2人を残せたなと思いますよ。これがCAパワーだ。J2よ震えて待て。

奈良坂が強度的な問題でCBはまだ早いと判断されたのか、それともボールを散らすところが評価されての配置換えなのかはわからないが、TMではこの位置で出ていた。

また、複数ポジションできる平戸やアーリア、高橋がいるので、層が薄いようには感じない。

一番手は言わずもがな佐野-髙江。


左SH

長谷川アーリアジャスール、ドゥドゥ?、マソビッチ

カタカナばっかり。正直ドゥドゥは分からない。多分最前線だろう。ドゥドゥが来たら岡田がここに戻ってくるのかなと。

しかし、岐阜とのTMでアーリアが見せたカウンター時の溜めを作ってからの展開は、昨年よりも精度、強度共にレベルアップしているように思えた。ただ、ここでアーリアが使われるのは予想外であったが、平戸が王様として、STとして評価されていることでもある。

ここにデュークや晴山も絡んでくるであろうと予想。

しかし一番手はアーリア。ドゥドゥが来たら岡田かなと。


右SH

太田修介、吉尾海夏、土居柊太

左右非対称の攻撃で、おそらくフィニッシャーを担うであろうポジションには、昨シーズンはメンバーをローテーションしていた甲府で31試合6得点の太田が入る。TMでも絶好調でカウンター時のスピードは武器になりそう。

しかし、海夏も昨シーズン終盤に覚醒した気配があり、負けず劣らずこの2人でポジションを争う形になりそう。

しかしゼルつくでサッカー運1位の土居も黙っていないだろうし、ポジション争いは面白くなりそう。

今のところの一番手は太田かな。


ST

平戸太貴、中島裕希、晴山岬

ここには特に新戦力が入るという訳ではなく、既存の戦力で大丈夫だろうという判断か。チームの攻撃を司る平戸がいるものの、火力の強いツートップを組むのならテセとドゥドゥみたいなこともあり得るわけで、ツートップは本当に読めない。

晴山も今季は勝負の年なので、左SH含めて出場機会、得点は狙っていると思うし、このままで終わる選手ではないと思うので、頑張って欲しい。

一番手は平戸。ここは文句なしだろう。


CF

岡田優希、鄭大世、ンダウ ターラ

正直、岐阜とのTMで岡田がここのポジションで出場していたのは意外だった。しかし、大学時代の実績を考えると不思議ではないし、テセのコンディション不良だからここで出ていると考えるのはナンセンスかなーと。

実際結果も出しているし、開幕スタメンあり得えそう。

個人的には鄭大世の補強は今シーズン一番大きいなと。もちろん得点力不足を解消できる人材になり得るが、個人的に期待しているのはリーダーシップや周りの選手に対して要求するところ。昨シーズンはおとなしい選手が多く、ピッチ内での声(コーチングやチームを上向きにする声)が少なかった印象で、勝っている時はすごい調子が良いけれど、連敗してしまうと調子を上向きにさせるのが難しかった。

李漢宰が引退してしまい、言葉に重みのある選手がいなくなったことを含めて考えると鄭大世の補強は今のところ良い補強であったと言えると思う。

ここの一番手は現状は岡田。岡田が逃げ切るのか、それともドゥドゥやテセに奪われてしまうのか。


昨シーズンは長期政権の後で選手の入れ替えも少なく、ポポヴィッチ監督のやりたいサッカーが表現できる陣容でなかったのは確か。個人的な解釈ではあるが、クラブの3ヶ年計画には「相馬時代の色を薄める」ということが含まれているのではないかと思っている。

なので今年は環境面の整備を終えて、ポポヴィッチ監督の理想のサッカーを表現できる選手を集めて、昇格を狙えるチームを作りつつ、チャンスがあれば狙っていく年になると思う。


展望

フロントは残留目標、6位圏内と言っていますが、私自身は昇格を狙えるのではないかと思っている。

理由としては今年が絶好のチャンスだから。各メディアで言われているように、J1からの降格組がおらず、本命不在のカオスなリーグになることが予想されるので、連敗をしない決めるべきところで決めきることができれば、ゼルビアにもチャンスはあるだろう。(開幕前は期待値高め)




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