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【プレビュー】2020.8.9 FC町田ゼルビアvsジェフユナイテッド千葉

りんぐ

梅雨が明け連日暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は先日ヤマト運輸からの発送の連絡があり、てっきりアウェイユニフォームが届くと思っていたら、2カ月前に注文した乃木坂の写真でした。写真はとてもエモかったです。

今回はジェフ戦のプレビューです。

ジェフは今季から監督が変わり、大型補強を行い、ハイラインを捨てました。代わりにドン引きカウンターサッカーを始めているので、正直今のゼルビアとの相性は最悪かなと思っています。

この記事では試合前情報とスタメン予想、そして試合展望について書いていきたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。

試合前情報

現在、我がFC町田ゼルビアは3勝4分け2敗の10位ですが、対戦相手の千葉は3勝1分け5敗の15位です。ゼルビアは引き分けが目立ちますが、千葉は引き分けが少なく、この試合でも決着がつくのではないでしょうか。

1試合あたりの平均得点はゼルビア、千葉ともに1.0でした。平均失点はゼルビアが1.0、千葉が0.8でした。やはり新潟戦と水戸戦の複数失点が響いているのでしょう。

過去の対戦成績はゼルビアの2勝3分け5敗とあまり相性は良いとは言えません。さらにホーム野津田ではいまだに勝ちがありません。今回こそは勝ってほしいものですね。

スタメン予想

プレビュースタメン

町田
前節と同じスタメンと予想します。ただ、急に暑くなって日本の暑さに適応しきれていないマソビッチに代えて、最近プレー時間が増えている岡田がスタメンに抜擢される可能性も低くはないと思います。
千葉
千葉は前節に負傷交代した右SB田坂に代えて米倉を選んだ以外は前節と同じスタメンです。千葉もスタメンを固定しているようなので、疲労の蓄積がかなりあるかと思います。途中交代の選手で厄介なのがFWの櫻川ソロモンです。晴山くんと同じU-19日本代表候補で、190㎝ 89kgのスケールの大きいFWです。オープンな展開になった時にさらに怖さを発揮する選手です。

試合展望

試合の大まかな流れとしては、ゼルビアがボールを持つ時間が長く、千葉は低いブロックを作りカウンターの機会を伺うという風になると思います。

千葉の攻略法

千葉は低い守備ブロックを構えるため、奥山・小田のSBの位置取りが重要になると思います。できるだけ前にポジショニングし、相手のSHをブロックから釣り出し、相手CHの周りのスペースを広くしてあげることで、CHや平戸に縦パスが入り、ペナルティエリアに侵入していくことが可能になります。今のところゴールまでの設計図は見当たりませんが、安藤がなんとかしてくれるでしょう。

また、ハーフスペースに侵入するような斜めのランニングや裏抜け、レイオフなどはゾーンディフェンスの相手には有効でシュートシーンが増えると思います。最終ラインを押し下げるためにも裏抜けの動きを頻繁に行う中島裕希がいたら良いなと思いますが、ベンチ外が続いている状況を見るとあまり出場は期待できないのではないかと思います。

さらには千葉の守備ブロックを左右に動かすようなU字パスやサイドチェンジが効果的なため、最終ラインの選手と髙江にはにはミスなくボールを回し、相手を揺さぶることが求められます。

守備での注意点

千葉の攻撃の特徴は田口の高精度サイドチェンジからSHが縦を突破してクロスを上げ、ゴール前で合わせるという流れのカウンターです。クロスは高い軌道と低い軌道のどちらも使うので、パターン化されていますが読めないのが難点です。

そして注目したいのが右サイドでのマッチアップです。千葉は左SHの為田がとても効いています。独力でサイドを突破し、クロスまで持って行ったり、カットインしてシュートなど個の力がとてもあります。マッチアップの相手は小田になりますが、小田がどれだけ為田に仕事をさせないかが千葉に勝つためには重要になります。

また攻撃の始まりである田口を潰すのも千葉相手には必要です。マッチアップ相手の海舟や髙江にはネガトラ時に田口を見失うことなく、厳しくチェックに行くことで無失点の道が開けます。

さらには後半から出てくるであろう櫻川ソロモンや川又へのロングボール時にボールウォッチャーにならないように注意することも忘れてはいけません。特に小田や水本はボールウォッチャー癖があるので、競り合いの時は背後に走り込もうとする山下や為田、矢田の動きには要注意です。


この試合のプレビューは以上になります。

ボールを持つ時間が長くなることが予想されますが、「持たされている」のではなく「ボールを持つことで主導権を握っている」と思うことで、相手のブロックを揺さぶり、裏抜けで得点したいですね。

特に先制点は重要で、先制点を取ることで、相手が前に出ざるを得ず、追加点を取ることもできるのではないでしょうか。

対千葉ホーム初勝利を平戸に祈りましょう。


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