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12歳までサンタクロースを信じていた話


みなさま、こんばんは。
昨日は帰りの馬車から見えた月が少し満月からは未完成でしたが色がとても美しかったです。
いかがお過ごしでしょうか。

聖なる夜ですね。子供の頃の思い出話しをさせてください。

この時期は恋人がいようがいまいがあまり得意でない時期です。
私は後一ヶ月後に誕生日を迎えるなあと毎年思う12月24日。

お恥ずかしながら、私は人間年齢12歳まで本気でサンタクロースを信じていました。
正体を知ってしまった理由は後ほど。

クリスマスの2週間前ぐらいから母上に
「欲しいものを紙に書いて、窓の外に見えるように貼っといてね」

そう言われるがままに貼って毎日祈っていました。でも、正直な話、欲しかったものをもらえたことがあまりなく、なのでいまこんなにおもちゃやぬいぐるみ集めちゃってる節が絶対にあります。今のいろんな私が好きなディズニーやルーニー、そのほか海外作品は小さな頃から母のチョイスで見せてもらっていたので、母にはとっても感謝しています。

あるクリスマスの夜は、サンタさんにクッキーとミルクを用意してテーブルに置いておきました。
24日の晩、サンタを捕獲する勢いで頑張って起きていたコリンゴちゃん。まぁ子供って不思議と暗いと夢の中へ誘われるんですよね。

朝起きるとテーブルに用意していたクッキーが計算し尽くされたように綺麗な歯形を付けてテーブルに残ってました。本当にこれには大興奮。今もその情景を覚えています。その日の香りまで覚えています。少し甘ったるいクッキーの香りと、キャンドルのなんとも表現しがたい香り。
「サンタさんっているんだ!」わくわくが止まらずすごい楽しかったです。

その後、私が人間年齢12歳、ちょうど小学校6年生ぐらいでしょうか。都内をバスで回る社会科見学に行った際にバスガイドさんが急に話し始めた内容が

「先日のクリスマス、みなさん何もらったんですか?私は子供が百貨店のマルイの袋に違和感覚えてて〜サンタさんはデパート行くのかとか言われて〜」

私は最初何の話しか分からなかったのですが、バスガイドさんも完全に一人で突っ走って話していました。そのときのバスガイドさんのお顔すごく覚えています。足が細くて、濃いメイクの長い髪をがちがちに固めて結っているおばさまでした。


「え、まさかいないと思うけどサンタクロース信じてる人手を挙げて〜」
齢12歳、魔界の林檎手を挙げました。周りもあげている子いました。5人ぐらい。

「サンタさんなんていないんですよ。みんな純粋ですね。両親に感謝ですね。」
断崖絶壁で助かったと思ったら、足下崩れて海に落ちていく感覚でした。

私はその日から恥を知りそして絶望し、もう大人にはならないと決めました。

冗談です。この記事読んでる方にサンタクロース信じてる方いませんように。

でもフィンランドには本当にサンタさんいるし、そう考えてみるとまた楽しいですよね。宇宙人も人魚も知らないところで生きている。たのしいたのしい。
私も魔界人ですし・・・!

そのバスガイドさんは本当に今じゃあり得ないような仕事をしてる時とは思えないぐらいげらげら笑っていました。すごいなんか101に出てくるクルエラみたいだった。ピュアキッズたちにサンタの正体を教えるヴィランだったんですね〜。

またまた長い記事書いてしまいました。
小説の合間の休憩です。笑

私は夜、サバトへ出かけて悪い子に最悪のプレゼントを配り歩くとしますか。
会わないといいですね。

おやすみ、お姫様。

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