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当社にとって大切な一日 その③

第3回目は、今までの「ミッション・ビジョン・バリュー」を
バージョンアップした「アップルフィロソフィ」について、
社長の文字のことばをそのままお伝えしようと思います。
文字が2006年にアップルを立ち上げ、
順調に業績を伸ばしていく中で、ぶつかった壁。
その時、「目的・目標」の大事さに気付き、
作り上げたのが最初の「ミッション・ビジョン・バリュー」でした。
そして、今期より「アップルフィロソフィ」としてバージョンアップ。
会場のスタッフが壇上で話す文字のことばに耳を傾け、メモを取る姿…
この雰囲気、好きなんですよね。
では、じっくりご覧ください。あなたもアップルが好きになると思います。


アップルフィロソフィについて

約1年前に、素晴らしい本との出会いがありました。
その名は「Purpose経営」
読んだ瞬間に「これだ!」と思いました。
理由は、昔勉強したとこととまわりの影響を受け、
企業理念・ビジョン・バリューとしてきましたが、
理念=目的と言ってきたように、自分が言ってきた内容、思考はこの表現が適切だと。
「資本経営」ではなく、「志本経営」であると。
経済社会は未だ20世紀型の「資本経営」であるが、わたしたちは未来型の「志本経営」であるべきだと。

〇Purpose『引越しで笑顔に!人生をナナメウエへ↗』について

ナナメウエという表現がポイントです。
ナナメウエについて少し説明させて下さい。
わたしは、人が人を変えることはできないと考えています。
なぜならば、それは他人の価値観や思考をコントロールできないからです。しかし、会社やわたしは、環境や機会の提供を通じて、きっかけや気付きを与えることができるのではと思います。

だから、お客様に対してはこう考えています。
人生の中で、引越しというものは、何らかのライフイベントと絡んでいることが多い。入学、卒業、就職、転勤、同棲、結婚、妊娠、出産、家の購入、もしかしたら離婚や自立などもあるかもしれない。
出会いや別れ、嬉しいことも悲しいこともあると思う。
人生において大事な局面であると。
そうだとしたら、この引越しをきっかけに良い人生はさらに良くなるように。悲しいことがあっても、新たな出発でここから上向いていけるように。そのために、アップルの引越しを通じて、「新生活これから頑張るぞ!」っていう気持ちで「笑顔」になってもらいたい。
アップルの引越しでお客様をナナメウエに向けたいんだ。

みんな、従業員に対してはこう考えています。
ここにいる誰もが、自分自身の人生の主役です。
アップルで働く〇〇さんではなく、〇〇さんが働いている会社がアップルです。会社が主役じゃない。
みんな一人ひとりが人生の主役です。
だからこそ、「仕事とは、人生を豊かに生きるためにツール」だとずっと言ってきた。

仕事や会社を通じ、一人ひとりが良い方向へ向かえる「きっかけや気付き」を与えたい。本当に良い方向に変わるためには、自分が変わらなければならないけど、きっかけや気付きは与えられるはず。それがナナメウエという表現です。そのような想いがあるから、「引越しで笑顔に!人生をナナメウエへ!」が、Purpose・目的/志です。


〇Purposeの起源。文字放想の想い・信念について

このPurposeの起源は創業社長であるわたしの想いがあります。
それを説明しますが、その前に改めて、モンジユキオの信念を知っておいてもらいたいです。
私の人生テーマは「泣けるぐらい、笑える人生にしよう。」です。
まだ37年しか生きておりませんが、人生において重要なことは結果ではなく、プロセスだと思います。
だって、人生の結果が分かるのは自分が死ぬとき以外にないと思っています。結果良ければ全て良しかもしれませんが、結果が出た時には死ぬ、死んでいるということです。
そうであるならば、人生で重要なものは結果よりもプロセスであり、そのプロセスを大事に生きることだと思います。
だからこそ、今も未来も全力で生きようと考えています。毎日笑える人生はないと思う。なんだったら1年さえも毎日笑っていられることは難しい。
でも、いつか人生を終える時に、
泣けるぐらい悲しいことや苦労があったけど、だからこそ自分の人生はここまでこれた最高の旅だったと、最後くらいは笑いたい。
そのために、チャレンジし続け、何回失敗しても、できるまでやろうと。

それが、わたしの人生です。

わたし自身何がしたいか、なぜ存在しているのかを問うた時に、
やはり「出会う人の人生をナナメウエに向けること」です。

誰でも、限りのない可能性を持っています。
だからこそ、誰もが自分の人生に夢や希望を持ってほしいのです。
年収1,000万以上稼ぎたい、こんな立派な家に住みたい、将来自分で起業したい、将来こんなことがやりたい、アップルが日本一になったときに役員になりたい、なんならアップルの社長になる、なんでもいいのです。なるべく大きな夢や希望を持ってほしいと思っています。夢や希望は、つくらないとできっこない。なんとなくとか、なったらいいなでは絶対に近づけない。
まずは、自分の心の在り方が、自分の未来をつくることの始まりです。
私が納得いかないのは、引越し業界で、いや大多数の人が、自分の可能性を自分で狭めていることです。
「どうせオレ・私なんか」「やっぱりオレ・私は」などと、自分を卑下し、未来への希望を持たないまたは持てなくしています。その中で、少数派の「自分の可能性を信じて頑張っている人」「夢や希望を持ち前向きに進んでいる人」は、未来の選択肢をどんどん増やし、豊かな人生を送っていたり、近づいています。

その代表は私です。わたしは14歳から引越しのアルバイトで働き始め、21歳で起業し、現在37歳。素晴らしい家族と仲間に囲まれ、とても素晴らしい豊かな人生を送っています。10代や20代前半の時には想像すらできないほどの豊かな人生です。

じゃあなぜわたしがそう思えるほどになれたのか。
それはやっぱりいつの時代も夢や希望を持っていたからだと思います。
わたしは、引越しの仕事を始めてから当面の目標は「引越しスタッフとして一番になる」希望を持って仕事をした。身体も小さかったし、若かったから「まだ無理だよ。」と何回も、いろんな人に言われた。でも、16歳の時に大手引越し会社で働いた時に、自分が一番の結果を出せた。18歳の時に、上申して引越し事業部をゼロから作らせてもらったときも、「アイツはまだ若いから無理でしょ。」や取引先から子ども扱いされたりもしたけど、「絶対結果で見返してやる。」と目標を持ち、2年で元々働いていた会社を抜いた。21歳でアップルを起業したあとも前職から嫌がらせされたけど、あっという間に抜いた。
そして、24歳の時に「日本一の引越し会社になる」と夢、理念やクレドをつくり、希望を持った時には、「洗脳が始まった。」「宗教になった。」「できっこない。社長は頭がおかしくなった。」などとボロカス言われ、鼻で笑われた。だけど、その夢や希望のおかげで今がある。未来もある。それが現実だ。私がそうであったならば、誰にでも、一人でも多くの人に、大きな夢や希望を持たせてあげられるように、自分と同じような機会を与えてあげられるように。

そんな、一人ひとりの人生にとって重要なプロセスを提供する人(私)や場所(アップル)で在りたい。だから、わたし自身もアップルも成長し続けなければならない。だから、日本一の引越し会社を目指している。「引越しで笑顔に!人生をナナメウエへ」だから、これなんだ!限りない可能性を持って、自分の人生に夢や希望を持ってナナメウエへ行こう!


〇Dream『今まで何も成し遂げられていないぼくたちが、日本一の引越し会社をつくる。」について

以前から定めている目標です。表現に変わりはあれど、内容は変わりません。
一つでも、一人でも多くの笑顔をつくるため。一人でも多くのお客様に支持されること。引越しという仕事のイメージを変える。そのために業界を変える。
そのために影響力を持つこと。一人でも多くの人に機会を提供したいから。

「We have a dream」

それと、ぼくは何かで一番になったことがない。だから、人生かけて一番を取りに行く。いっかいくらい日本一取ってみたいじゃん。おっきな夢持ちたいじゃん。これ作っているときに、「自分は何も成し遂げられたことがないとは思っていないから違和感があります。」って言われました。だけど、「私は、人生の中で大きなことを何も成し遂げたことが無い。だから、こう書いたんだけど、ほとんどの人が日本一になりました!というような大きなこと成し遂げたことないと思うんだけど、、ダメ???」って。もしかして、この中に「自分〇〇で日本一になりました!」なんて人いるの?


〇Thought ①『ぼくたちは、引越しが大好きだ。」について

私は、引越しが大好きです。仕事としても、プライベートでも。準備や手続きは嫌だけど(笑)。想いを言葉に詰めた。

〇Thought ②『ただの引越し屋で終わる気か。アップルは変える。変えてやる。」について

決意表明。引越しは素晴らしい仕事。お客様から直接「ありがとう」と感謝される仕事はそうそうない。今までの引越し屋、どうせ引越し屋、ただの引越し屋ではない。今までの引越し業界の常識を疑おう。引越しのプロとして、プライドを持とう。アップルメンバーとして、プライドを持とう。業界を変革していくために、まずは、自身の価値観から変えていこう。ただ、荷物を運ぶだけの仕事、身体があればできる仕事。いや、そんな簡単な仕事じゃない。


文字が24歳の時「ミッション・ビジョン・バリュー」を作りました。
私は、「ミッション・ビジョン・バリュー」が変わって、
「アップルフィロソフィ」になると考えたのです。
「それは違う。バージョンアップなんだ」と文字は言いました。

ミッション・ビジョン・バリューが私たちアップルで働く者の礎となり、
その上に「アップルフィロソフィ」があるのだと感じました。
私たちは、これからこの「アップルフィロソフィ」と共に歩いていきます。

バージョンアップしたアップル引越センターにご期待ください。


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