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日本で暮らしたい

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日本が大好きで「日本で日本人と暮らしたい」そう思ってくれる外国人の方に、お役に立つと情報をお届けしていきたいと思います。
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#日本人

【日本の生活】東京という不思議で楽しい空間

東京は、その活気と多様性で知られる日本の首都です。世界中を見渡しても、これほど多くの魅力を持つ都市は稀です。 外国人観光客の目を通しても、東京の魅力は際立っています。ショッピング、グルメ、公園、利便性と、人々の欲求を満たす要素が満載です。 2021年の時点で約1,400万人が住むこの都市は、人口減少にもかかわらず、日中は人で溢れかえるエリアが多数あります。渋谷や新宿などの繁華街は特に人が多いですが、静かな住宅街も多く存在します。ただし、賃貸物件の家賃は高めですが、ニューヨ

【日本のことわざ】日本人がわかることわざ集

外国人の方が、日本人を理解するのに役立つことわざを集めて、解説してみました。(3/23/2022 改訂版) 1.言わぬが花(いわぬがはな) 直接的にはっきりと口に出して言わないほうが、想像が膨らみ味わいや面白みが出て良いということ。 2.勝って兜の緒を締めよ(かってかぶとのおをしめよ)  敵に勝ったり、物事が成功したからといって、気を緩めたり油断したりしてはいけない。さらに気を引き締め用心するようにしなければならない。 3.雨降って地固まる(あめふってじかたまる)

日本の会社

第1章 : 日本の会社 ここでは、日本の会社の特徴をご紹介したいと思います。小さな会社から大きな会社まで、多くの会社がありますので、いろんな角度からご説明したいと思います。勤めている会社がどんな会社なのかよく理解して仕事をするとよいでしょう。 1.日本企業の分類(大企業・中小企業) 日本では、会社の資本金、従業員数の規模などにより、大企業と中小企業に分類されます。ただ会社法での解釈やみなし大企業というとらえ方など、あいまいな部分もありますので、混乱しないためここでは、簡

【日本の生活】日本に住むための準備

 日本に住むためには、賃貸のマンションやアパート、一軒家を探す必要があります。外国から来られた方が一番困るのがこの住まいを探すことです。日本という国は、外国人が単独で賃貸契約を結ぶのが難しい国の一つと言われています。また、地域によって賃貸契約の仕組みが違う場合がありますので注意が必要です。 <部屋を借りるときの手続き・契約の流れ> (1)ネットの不動産情報サイトや「セイフティネット住宅情報提供システム」で部屋を探す (2)条件にあう部屋が見つかったら不動産店に連絡、訪問す

【日本の生活】徹底されたゴミの分別

 日本では、家庭から出されるごみを指定された通りに分別し、指定されたゴミ袋に入れ、指定された日にゴミステーションに出す必要があります。  分類の方法、専用のごみ袋は、住居地域により異なるので、区役所、市役所、役場などで確認し指定された通りにだしましょう。  ゴミが指定された通りに分別されておらず、ごみ袋も種類が違っていたりすると、回収されないまま放置されることもあります。そのようなことになると、同じ地区の住民に迷惑をかけることになりますし、問題になることもありますので注意

【日本の生活】なぜお辞儀をするの

お辞儀(挨拶・謝罪・お願い・お礼)  日本では挨拶をするときにお辞儀をします。これは相手への敬意や感謝の気持ちをあらわす表現方法として用いられます。また、謝罪をするさいも、頭を深く下げてお詫びの気持ちを表現します。日本人にとってお辞儀は、相手への気持ちを表現する行為だと言えます。  <お辞儀する場面> 言葉とセットの場合が多いです。 挨拶) めて人に会うとき:「はじめまして」 お願い)人に頼むとき:「よろしくお願いいたします」 お礼) 感謝の意を表すとき:「ありがとう

【日本の生活】電車・バスに乗るときは

 日本の公共交通機関は、料金が高いですがとても便利です。特に東京、大阪などの都会では、電車、地下鉄、モノレール、バス、タクシーなど多くの交通機関があり、複雑な交通網が敷かれています。外国からこられた外国人の方は、多少、戸惑われるかもしれませんが、慣れればとても便利ですし、乗換案内(サイン)も充実していますので、安心して利用できます。  利用にあたって、まず、料金の決済方法をご説明します。決算手段の主流は、交通系のICカード(モバイルカードあり)です。これを一枚持っていれば、

【日本の生活】落とし物がもどってくる国

  日本では、財布などを落としても警察に届けられていることが多いと聞きます。では、なぜ日本では落とし物がもどってくることが多いのでしょうか。日本人は、落とした人が悪いという考え方ではなく、「落とし物をした人が困っているだろうから助けてあげたい」という使命感で行動するのです。落とし物をした人は「落そうと思って落としたわけではない」と考え、助け合いの精神から落とし物を警察に届ける人がほとんどなのです。日本では「落とし物を届けなかった人が悪い」と言われる国なのです。