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POM

退屈な学校が終わりデーモンチルドレンで集まる時間になり集合場所へと急いだ

学校終わりに転校生というレッテルからか別のクラスの人にまでどこから来たの?とか名前は?とか聞かれたので軽い自己紹介を何回しただろうかというくらい自己紹介をしていた

気づけば集合時間の30分前だったので僕は家に帰らずそのまま神山と合流することにした

走りながら待ち合わせ場所に向かうと神山は相変わらずおしゃれで遠くからでも神山がいると分かった

神山「遅いよ!!!」

僕「ごめんごめん。話していたら遅くなった。」

神山「まぁいいや。行きたい場所は決まった?」

僕「決まってるよ!!ちょっとまって」

そう言って僕はギリーのMAPを見せた

行きたい場所はMAPに名前のない場所だ

僕「ここなんだけど・・・いったことある?」

神山「あーーここか。」

神山の表情が一気に暗くなったことを察知した僕はどうしたのと聞いた

神山「ここ工場の廃墟?みたいな感じなんだけど俺も昔友達といったことがあってここにホームレスがいてそいつに鉄パイプみたいなの持って追いかけられたことがあるんだよ」

僕「ええぇ・・でも行ったことはあるんだね!!」

見た感じ神山はそのホームレスが相当トラウマになっているような感じだったW

その場所に何があるのか判明した僕はあろうことが基地を作ろうと提案した

僕「ホームレスがいるのはわかったけどそこに人がいて生活しているわけだから秘密基地は作れるよね!!行こう!!」

そう僕はこのデーモンチルドレンを結成したときから人が増えた時にみんなで集まれるような場所の事をずっと考えていた

そして神山も危険とはいいつつ同意してくれたので二人で工場の廃墟を目指すことにした

道中神山はなにかあったらと武器を探しながら目的地に向かっていたが僕の心情としては説明すればわかってくれて秘密基地を作ることは簡単だろうと思っていた

僕の想像ではめちゃくちゃ広い工場の跡地に怖いホームレスが生活していて茶化したりしたら鉄パイプを持って追ってくるがちゃんとした態度で中に入って話せばわかってもらえると想像していた

念のためにギリーを開いたらすぐに警報が鳴るように設定しておき工場の前についた


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