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裸の王様への対処法

自分に正直に生きたい。まっすぐ生きたい。何ものにも忖度しないで生きたい。

裸の王様を見たら「素敵なお洋服を着ていますね」っていう人にはなりたくない。裸の王様を見たら「王様裸ん坊」って笑うつもりもない。

ただ「素敵なお洋服を着ていますね」って言っている人とは決して群れずに、そこから静かに立ち去りたい。

しなくて良い争いはしたくない。ただ静かに正直な世界で自分と向き合って自分の好きなことを思いっきり追求したい。

自分の心のひだと一つ一つ丁寧に向き合ったら本当にやりたいことが見えてくる。幼い頃、目を輝かせてワクワクして夢中になっていた自分を思い出す。

ごめんなさい。ずっとずっとあなたを閉じ込め続けてきて。

この世の中をちゃんと生きていくためには、あなたなんか邪魔者だってずっとずっと言い続けてきました。夢なんか見なくていい、そんなフワフワしたものなんて何も生み出さない、もっと現実を見なければ。

効率よく生きていくためにはあなたがいたら邪魔。
そうやって切り刻んで切り刻んでぶった切って葬り去った。

今、そのあなたをよみがえらせつつあります。好きなことをして良いんだよ。ワクワクして、やりたくてやりたくて仕方なかった、それをどんどんやって良いんだよ。出来るか出来ないかなんて、やる前から考えなくていいよ。やってみなくちゃ分からない。大丈夫。やりたいって思うことは、きっとあなたなら出来ることだから。

あなたの心が、あなたの行きたい方向を指しているよ。

ごめんなさい。ずっとあなたの声を聞いてこなかった私。あなたがいることすら忘れてしまっていた私。あなたが泣き叫んでいたのに、気づけなかった私。気づこうとしなかった私。それでもずっとずっと私に諦めずに叫び続けていた、ノックし続けてくれていた、サインを送り続けていてくれたあなたに、ありがとう。ただただ、ありがとう。

裸の王様を見たら「あの人裸だな」って正直に思って大丈夫。例え周りの人みんなが「素敵なお洋服をお召しでいらっしゃいますね」と満面の笑顔で言っていたとしても、あなたが見て「裸だよ」って見えたら、それが正解。

大事にしてね。その心。何が本当で、何が違和感のあることなのか。

それはあなたの心でしか分からない。だけど、「あなたの心でしか分からない」ってことを忘れてしまうと、何もかもが狂ってしまう。

そのアンテナをずっとずっと磨き続けてね。いいえ、一緒に磨き続けていこうね。サインはいつもどこかから送られている、届けられている。


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