見出し画像

【包容力と多様性と居場所】

いつの間にか休憩は終わっていて、またスイッチが入っております。

朝から色々書きたいことが頭にどんどん出てきて、いろんな言葉がつながったり、もうすぐつながりそうだったり、つながらなかったり… 頭の中が大渋滞してるので、ちょっとそれは置いておいて・・・

今日はオルガのセッションに一点集中をしてアプトプットしていきます。

【テーマ:グループやワークショップでの包容力と多様性】

画像1


このセッション、めちゃくちゃ好きだった。
同時通訳・日本語サポートチームに心から感謝。。


ではいきます。

———————————————

複数の人間が集まって同じ空間にいる。
お互いのことがわからないというとき。

周りを見回してみて、わたしと同じような人いるかな?同じような話ができる人はいるかな?って人を探したことありますか?

それは目に見えるもの(見た目など)かもしれないし、見えないもの(雰囲気や同じようなバックグランドがありそうだ…など)のときもある。

(わたしの場合だと同じような年齢の女性であったり、子連れの人であったり、服装が好きな人だったり、明るくて話しかけやすそうな人だったり。)

オルガの使うものが可愛いの♡↓

画像2


ピンクユニコーンが「あ、ピンクユニコーンがいる!」と集まる。

すると、

気がゆるむ、ホッとする、
そしてワクワクするし、うれしい。

「あなたもピンクユニコーン!?」
「あ、あなたは黄色だけどユニコーンなのね!」

最初はピンク同士が集まっていたのに、黄色ユニコーンもピンクユニコーンのところへ集まる。

そして、会話が始まる。
そこには同じ共通体験、同じ思想がある。

馬は馬同士で集まる。
好きなものが一緒だったり、暮らしている環境が一緒だったりするから。

すると、

『帰属意識』や『包容力』というものが生まれる。

あー、ココは我が家みたい、ホッとする、安心する。みなさんも、こういう経験があるかなぁというのを思い出してもらいたい。

全然ないこともあるし、ピンと来ないこともある。それもすごく大事。

(オルガは自分の経験を通して話しているので、「全然ない」という人がいるというのも知りたいと言っていた。)


同じような人が見つかるというのは、喜び、光の部分。

光があるというのは影もある。

(この後、アメリカの心理学の実験、グループを分けて活動をする話をしてくれた。)

二つに分けたことによって「帰属意識」や【光】の部分もあるんだけれど、同時に【影】の部分に「対抗意識」「ネガティブな感情」も生まれる。

その途端、

「Us(私たち)」と「Them(彼ら)」

という意識が生まれる。

画像3

同じ空間にいるのだけれど、二つに分かれた時に、真ん中に食料や水という限られた資源を置いた時に取り合いになる。いろんな感情が湧き起こる。

「私たち」「彼ら」と分けるのではなく、

本当に人類全員が「Us(私たち)」と思えることが大事。

それができないと境界線によって取り合いということが起こってしまう。

でもその境界線がある時には、立ち止まって相手に想いを馳せるということが大事。なんだけれども、それが「ない」ことがほとんど。



(今回のセッションは参加者の声から、めちゃくちゃ学ぶことで溢れていたので、たくさんたくさんある中で少し書き留めておきますね↓)

帰属意識はニーズとして一番大事、喜びであった。
でも一方で「痛み」もあった。
昔はその「痛み」に向き合えなかった。

もちろん「痛み」はまた思い出すとまた痛んだりするんだけれども、でもそれを扱える手段が今の自分にはある。

「痛み」の先に喜びがあるというのもわかっているからこそ、「痛みとともにある」ということが今はできる。

小さい頃は帰属できないという痛み、欠乏感。でも、自分がどこかに属したいとか、誰かと共にありたい、というのは今は「ギフト」なんだと思えるようになった。

(本当にギフト。わたしも「痛み」と向き合うのは痛いんだけれども、その先には喜びがあることも体感してきた。時間がかかることもあるし、母との死別のように一生そこにあるんだろうな、というようなものもあるけれど、今はそこも扱える自分がいることがうれしいしお祝いである。)



参加者からの質問↓

身体的にも肉体的にも恐怖を感じると、守りたくなる、そうすると相手を敵と見なして、自分を守ろうとしてしまう。共感してくれる人でさえも敵として見てしまう。

そんな時に、一番最初にできることは何?

 ↓

まずはこういう考え、イメージを描いているなぁ、こういう人たちはこういう風に人を扱うよね、とかを感じたり考えたりしている自分をまずは認識する。

自分の身体を観察する。
呼吸が入りにくい、浅くなっていると気づく。
お腹硬くなっているから呼吸が奥まで入らない。

そして、一番わかりやすいのは顔が硬くなる。恐れが一番顔に出る。

そこにまずは気づいて自分に共感する。

何について恐れている?
その恐れがどんなスピードで身体に広がっているか?

身体を観察をする。
思考を観察する。

自分がやりやすい方でいい、観察をする。

自分の身体が落ち着くところまで見つめてあげる。

そうならないうちは、他者と何かをできる、というところにはいけない。

「怖いんだから、どうにかしてよ、守ってよ!」

という自分の状態で他者と向かい合おうとしても、つながろうとしても、そのままの振動が伝わってしまい、つながれない。つながろうとしても身体が固まっていると、拒否反応が出る。

観察をして認めて、それが落ち着くところまでスペースをあたえるというのはすごく大事。



本当に違う人たちに囲まれていると、自分に近い人を見つけようとする。共有できるような現実を持っているような人を見つけようとする。

それはただ同じもの同士がかたまる、というようなものではなくて、自分をサポートしてくれるような Shared Reality(共有できる現実)を持っている人を探して、その人のサポートの力を借りること。

その人に後ろに立ってもらって、背中をさすってもらう、肩を持ってもらう。

誰かといること、自分を愛してくれる、自分を応援してくれる人がいると、いろんな状況があっても、そこまで悪くない、大丈夫かもしれないってなる。

そうして心が落ち着いて、身体が落ち着いていく中で、自分以外のものに注意・関心を向けられるようになる。

帰属できない、
拒絶反応、
恐れが出てきたときに、
まずは何ができる?

という対処法でした。

こういうことをオープンに話せるということが大事だね。

—————————————————

もう眠くなったので、ここまでを前半として続きは明日に書きますね。。

学生の頃、語学留学をしていたとき、海外にいると「日本人ってほんと集まる… それじゃ語学も上手くならねーよ!」とゲンナリしていたわたしが、たった数日で日本人の彼氏ができた(笑)のは、

自分をサポートしてくれるような Shared Reality(共有できる現実)を持っている人を探して、その人のサポートの力を借りたかったから♡

ということだったのね!!

と、思いたい!!思おう♡笑

(超たのしかったよ♡青春…笑)


そして日本人同士で集まるのも、自然とアジア人同士で仲良くなるのも、そこには「帰属意識」があり、海外という異国の地で「安心」や「包容力」が生まれ、頑張れるんだということ。

あの頃に気づいておきたかったなぁ。
でも、こうして今、気づけてよかった♡

今なんてまさに子育てしている(しかも子供が同じ年齢くらいの)日本人のお母さんといるのが一番安心できるもんね。(友達少ないけどね笑)

ではでは、

「帰属意識」を意識してみるハートフルな一日を♡

また明日ココで♡

おやすみなさいー。


----------------------

(追記)

後日後半を書きました。


循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡