「ずるい言葉」を「つながりの言葉」に翻訳してみた。
先日のつづきを書くことにしました。
今日は二つにnoteを分けます。がんばる!
(休息はどこにいった?もう休息できたってことかな♡)
【「あなたのことを思って言っているのよ!」その言葉の奥に隠された美しいもの。】
勝った負けた、
相手を黙らせた、
言い負かせた、
その向こう側の世界を見たい。
先日は「あんたのこと思て言うとんねん!(急に関西弁)」に対して、娘の言葉をつながりの言葉に翻訳してみました。
(↑先日のものから読んでいただけたら、わかりやすいかと思います♡♡)
これは学びになるなぁと思い、ちょうどサークルで集まる日だったので書くのをやめてサークルでやってみることに。
これがすごい探求になった♡
と言うことで、今度は母親の「あなたのことを思って言っているのよ!」という言葉はNVCを生きていたらどんな言葉になっただろう?と心を寄せてみて、
さらに、この「ずるい言葉」と呼ばれる言葉を「いのちの言葉」「つながりの言葉」と呼ばれるものに翻訳してみようとなった。
そしたら、すごい着地点にたどり着いたよ!
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「ダンス部に入りたい!」
という娘の言葉を聞いて、何かしらの感情を抱き、咄嗟に出てきた言葉が、
「お母さんの言うことを聞きなさい!あなたのためを思って言っているのよ!」
だった。
このとき、とにかく母はまず自分とつながりたい、母が自分の心の奥にある声とつながるんです。
ダンス部に入ったら勉強しなくなるかもしれない…
ダンスにのめり込んだら、夜遅くなったりするかもしれない…
成績が落ちて大学に行けなくなるかもしれない…
これからどんな世の中になるかわからない、この子の未来を思うと勉強はさせておいた方が役に立つはずだとわたしは信じている…
心配や不安という感情がそこにある。
お母さんはそんな風に思っているんだよ、と言うことを「理解」してほしい。。
勉強をすることで「安心」したい。。
お母さんの想いも「受け入れて」もらいたい。。
そしてその根底には「愛」がある。
「あなたのためを思っているのよ」という言葉の奥底にはたくさんのお母さんが大切にしているものがあるんです。
娘にも先日書いたような娘のニーズがある。
①自分の心の声とつながれた
(自己共感ができた)あと、
②今度は娘の奥にある心の声に想いを寄せてみる。
すると、
「あなたのことを思って言っているのよ」
という言葉を、こんな風に伝えることができるんじゃないか。
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「ダンスがしたいんだね。そこでお友達とも出会いたいし、みんなでワイワイ楽しみたいっていうワクワクするような気持ちもあるのかな?
せっかくの一度しかない高校生活をみんなで何かに向かって頑張りたいし、挑戦もしたいよね。もう高校生だし、自分で選択したいって思いもあるよね。
お母さんね、
本当は…
すごく応援したいんだよ…
ただ、あなたがダンスが好きなこと、よくよく知っているだけに、勉強をしなくなるんじゃないか、大学に進学できなかったらどうしよう…って心配も沸き起こってくる。
勉強がすべてではないかもしれない。でも世の中がどうなっていくかわからないから、勉強はしっかりしておいた方が、この先どんなお仕事をすることになっても何か役に立つってお母さんは思っていてね。
今のを聴いて、あなたはどう思うかな?」
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「あなたのことを思って言っているのよ!」の代わりに、ただ自分の中にあるものを伝える。それは強要を求めるものではなくて。
こんな風に伝えられたら娘はどう感じるだろう?
娘の中には何が起こるだろう?
何か違うことが起こるんじゃないかなぁ。
そして、娘も自分の意見を言えるように「どう思う?」という問いで返すと対話につながっていくと、わたし自身の実践を通して感じています。
さらに、驚いたのは、
サークルメンバーがくれた言葉。
「お母さんさ、本当は寂しいんじゃないかなぁ?」
ハッ・・・・とした。。
もう、、目を見開いたよね。。
そうかーーー、、
そうかもしれないーーー
深い…
どんどん成長していく娘、
どんどん自分で選択していく事が増え、
どんどん近づいてくる親から離れいく日…
成長・自立というのは喜ばしいこと、でも同時に、もう頼られなくなるという寂しさも湧き起こっているのかもしれない。
娘が成長・自立していくことで満たされなくなる
つながり
サポート
自分の存在意義
そんなニーズも確かに聴こえてくる。
そうすると、さらにこう加えて伝えることもできるなぁって。
「お母さんね、あなたの成長、どんどん自立していく姿、それは本当にうれしいことなんだよ。でもね、同時にこうしてお母さんたちから離れていくんだなぁ…って今、本当はちょっと寂しい気持ちもあるんだ。」
って。
こうして親が思っていることの正直さや弱さを開示する。それって恥ずかしいことのようで実は本当に大切で、親は強がろう強がろうとするんだけど、それと同じくらい弱さだって見せていい。同じ人間なんだもん。
子供は親に頼られると、めっちゃがんばれたりする。自分だって大人を助けることができるんだって命の大きさも感じることができる。年齢を超えて、協力や支え合う力だって育まれていくかもしれない。
正直さ・弱さを開示することは、
【つながりを生む力】になる。
あーそんな着地点になるのかー!!
とワークをしながら友人と一緒に驚いた。
やっぱわたしたちはこんな風に心と心がつながる対話が好きで、いや、この言葉、実はめっちゃあったかいんじゃん!!って気づける世界が好きだし、こうして深いところで対話ができることが自然と湧き起こる世界であって欲しい、そう願っているねって再確認した豊かな時間でした。
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(友人より)
ずるい言葉の奥にあるニーズを探求するワーク。
NVCの世界観で見ると、こうも着地点が違うのか。と。
やってみて、あっちゃんや、本の作者が進める対応が、あまりに、つながりを求めてなさすぎて、
つながりが遮断される関係性を想像しただけで、とっても心が痛くなるし、苦しいし、寂しい。。
やっぱり、私は、人とのつながりを大事に生きていきたい。そちらの世界の見方で生きていきたい。って強く思った。
ずるい言葉自体は、私も耳が痛いって思うものも多かったけど、それをワークだからこそ、客観的にニーズを探求することができたことにめっちゃ意味があるなーって感じてた。
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これ、わたしたちだって普段、そう簡単にできることではないんです。
思わずカッとなったら言っちゃうんです♡笑
でもそれすら大事にしたい。
このワークを一度したことで、今度思わず「あなたのためを思って言ってるのよ!」って言いそうになったとき、または言ってしまったときに、違う選択があることを思い出す事ができる。
NVCは【修復的世界観】と言われいる。
そう、あとから「さっきはあんな風に言ってごめんね、実はお母さんはこうこう、こういう思いがあったんだ・・・」と本当に伝えたかった言葉を言語化することで、つながりを修復できることがある。
選択肢や可能性がふわっと広がるのです。
次のnoteでは、
「どちら側にも問題があるよね」というずるい言葉を探求し、つながりの言葉に翻訳してみます。
では、数時間後にココで♡笑
がんばろう。
循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡