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NVC長野女神山リトリート2日目①【お祝いと嘆き】

朝は、8ー9時が朝食の時間。

9時にはセッションが始まるので
移動しておかないといけない。

でも初日から寝るのが遅かった
二人はやはり起きられず、
なんとか起こして着替えさせて、
食堂まで早足。

8時半。

もうみなさん終わりって感じで
わたしはパンにジャム塗ったり、
ヨーグルト入れたり、
二人のフォローをし、
ゆっくり食べたくても気は落ち着かない。

アシスタントメンバーは
朝はミーティングなので、
安心してフォローできる人もいない。

もうそれだけで不安に押しつぶされそうだった。


結局またミーティングを終えた
アシスタントの方に食器洗うのを
変わってもらい、移動した。

2日目から必ず朝と夕方に、

『コミュニティタイム』

という時間が作られた。

なぜココに来たのか。
それを思い出すために参加者が一人、
詩を読んだり、歌を歌ったり、
何をしても良い。


そのあと、

『お祝いと嘆き』

をします、と。


お祝いと嘆き?!

なんなんだそれは??

その響きがわたしには新しすぎて、
ワクワクとともにちょっとソワソワした。

でもこの『嘆き』の力に、
数日後わたしは驚かされることになる。

『嘆き』を中心に
伝えていきたいと思うほど。


そしてセッションへ。

なんと、いきなりペアで散歩。

ありがたいことに、
梅雨真っ只中だったけど
七日間ほど雨は降らず、
外でもワークをすることができた。

わたしは50代くらい?のおじさまDさんが
「みゆきさん!いいですか!?」
と話しかけてくれた。

Dさんはこの場に子供がいることに
とても喜んでくれていた。

このみんながゾロゾロペアになって
歩くのはなんとも不思議な光景で、

(そういう不思議な光景に毎日遭遇するんだけど)

絶対都会じゃできないな…
怖がられるよな…って
ちょっと冷静に外からジャッジしている自分もいた。

散歩の内容云々は置いておいて、
この散歩をする前に言われたこと。


「相手の言葉を待つこと。

相手の『沈黙』もその人の言葉。

『沈黙』を聞いてあげること。」


これには驚いた。


これってすごく難しい…


「最近コーチングというのがあるけれど、
言葉に言い表せられないときに、
コーチが「こういうことじゃない?」
いろんなことをアドバイスして
そうそう!そうです!って
導いていくんだけれども…

それはね、本当にその人から出た言葉ではないんだ。

沈黙も表現。待つこと。
表現するエネルギーの美しさ。
本質のやりとり。
解釈と観察。

人間として見えてくる。」


・・・・・・・。


わたしはなんか、言葉を失った。

導いてあげる、教えてあげる、
誰が使っていても
わたしがいつも違和感を感じる言葉。

わたしは子供にも教えてあげるって言いたくない。


あっ、わたしがあるコーチングに
惹かれたけれど、心が動かなかったのは
これかもしれない!

あー、やっとわかった。

すごくストンと落ちて、
スッキリできた。

(後日、旦那もあるコーチングを
受けなかったのはそれだったと分かり合えた。
もちろん、それで人生変わって輝く人もいる、
導いて欲しい人もいる、
なのでこれはわたしの価値観の中での話デス。)


で、散歩。


まだ歩いてません。笑


次回、歩きます。笑

循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡