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感情の平坦化

こんばんは。

前回の記事にたくさんの「スキ」を
いただいてなんだかくすぐったく
とてもうれしかったです。

ありがとうございました。

さて、今日はタイトルの通り
自分の感情の起伏について書きたいと思います。

私は昔から感情がそのまま
顔に出るような人が苦手でした。
それは怒りだけではなく、
喜怒哀楽すべてです。

あまりに笑っている人も
あまりに怒っている人も
あまりに落ち込んでいる人も
苦手意識がありました。

育った環境のせいなのか
そういう性格なのか
感情をむき出しにすることが
悪いことだと思ってしまうのです。

しかし苦手だと言いながら
自分もそういう人間でした(笑)
そしてそんな自分がとても嫌でした。

特に大学生の頃はその色が特に強く、
「めちゃくちゃ楽しいこともなくていいから、めちゃくちゃイライラすることが全部なくなったらいいのに」
と酔ったら毎回のように話していました。

自分の感情が
上がったり下がったりすることで
自分の感情がブレること自体を
まず不快だと思っていましたし、
それによって周りの人間に
当たってしまったりする自分が嫌でした。

そんな思いから私は常になるべく
フラットな感情でいようと意識していました。
意識しながら喜怒哀楽の激しい自分に
疲弊していたのかもしれません。

それがここ半年ぐらいで
自分の感情にある変化を
感じるようになりました。

極端にイライラすることが減りました。
仕事でも友人、家族に対しても
以前だったらイライラして
顔に出してしまっていただろうという場面で
そもそもイライラが湧いてこなくなったのです。
「イライラしたらあかん」と
感情を封じ込めているのではなく
イライラすること自体が減りました。

その代わりに予想通りというか
先に書いたように、代償として
楽しいことも嬉しいことも
かなり少なくなったような気がします。

でもとても穏やかな日々です。
いろんなことに振り回されて
辟易としていたころに
望んでいたフラットな毎日です。
友人にも
「穏やかになった。そもそも顔つきが違う」
と言われる始末です。

年始に転職したので、
環境の違いがこういう変化も
もたらしたのかもしれません。
これでいいのかは分かりませんが、
わたしは今とても満足しています。
小さなことにイライラすることなく、
また逆に小さなことに感謝することができます。
こういう感情でいて損することは何もありません。

こう書くとまるで仙人のようですが
以前と比べて減ったというだけで、
イライラはもちろんします(笑)

とにかくわたしが
10代後半の尖っていた頃に望んでいた
感情の平坦化はここに完成したと思います。

次回はその尖っていた頃の
感情についてでも書きたいと思っています。

お付き合いありがとうございました。







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