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勝手に解釈シリーズ★メイズランナー

今回の勝手に解釈シリーズは、りんご探偵🍎イチオシの映画です!
みなさま『メイズランナー』と言う映画はご存じでしょうか?この映画パート3まであります。

りんご探偵🍎は、このシリーズが好き過ぎてパート3までを3回見ました。

パート1のストーリーを簡単に説明しましょう。

巨大な迷路に囲まれた謎のフィールドに、ある日突然、記憶喪失になった少年が送り込まれます。このフィールドには毎月ひとりの記憶喪失の少年と生活必需品が地下からエレベーターのようなもので運ばれてきます。

送り込まれた少年は最初は訳が分からず、茫然自失なのですが既にいる少年たちは、同じ経験をしているので優しく迎え入れてくれます。

フィールドの中は自給自足で、生活必需品も支給されるので、それなりに調和を保てば楽しく暮らせます。自家製のお酒を造ったりキャンプファイヤーなんかもやってます!この真ん中の四角のところがフィールドです。

フィールドから脱出はするにはフィールドを囲む迷路を突破しないと出られません。夜になると迷路にはグリーバーという怪物があらわれるので迷路へは日の出から日没までしか入れません。

フィールドから出るには迷路を突破しなければいけない。でも失敗するとグリーバーに喰い殺される😱

もちろん、正気になって考えたらこのフィールドが、おかしいのはわかってる「俺はどこから来たんだ?なんで急にエレベーターでここに来たのか?」「俺の両親はどこにいるんだ?」「ここは俺のいた場所じゃないよな……。」


でも、周りのみんなは、そんな事を考えず日々の農作業やキャンプファイヤーで、なんかわからないけど普通に暮らしている。(様に見える…)

本当に出口があるかどうかもわからないのに、命を懸けてまで脱出を試みる価値はあるのだろうか?
このような事を最初は考えていても、このフィールドは自給自足なので、やる事が多く、いつの間にかこの様な考えは後回しになってゆくのです……

ね、何かに似てるでしょ😏

しかし、このフィールドにいる50人くらいの少年達の中に、ランナーと呼ばれる、足が速くて勇気のある2~3人の少年がいます。

彼らの仕事は日の出から日没まで迷路に入って出口を探すことです。しかし3年間探しても出口は見つかっていません。

そんなある日、主人公のトーマスがフィールドに送り込まれます。

トーマスは、あらゆることに疑問を抱き反発しフィールド内のルールを破り迷路の外へ脱出に挑み続け、最後には脱出すると言うストーリーです。

常連さんは、わたくしの言いたいことはもう、お察しかと思いますが……

そうなんですよ、フィールドがこの私達がいる夢の世界を表現しています。

怪物にビビッて、みんな脱出する概念すら失っています。

出口があるのかも不明、あっても生きて出られるかも不明、ならば衣食住には不自由しないフィールドで生きればいいじゃないかと思っているのでしょう。

そんな中で同調圧力にも怯むことなく、トーマスは「俺も怖いけど、命を懸けてここを出たい!ここは俺たちの家じゃない!」て言うんですぅ〜。

りんご探偵🍎的に、キュン死しそうなくらいカッコイイです。目に見えないけど信じるべきものをわかってる男!くぅ〜〜。トーマスお前は最高か‼️

トーマスは男気があるんですよ! もう1つ男気エピソードを聞いてください!

日没時にフィールドと迷路を繋ぐ通路が閉まるんです。写真のでっかい石の壁の隙間ですね。挟まれたら命を落とします。しかも、夜間迷路に締め出されたら怪物に食べられます。

ある日、帰りが遅くなって、迷路に閉じ込められそうになった仲間がいたんです。みんな「急げ!」だの「もう少しだ!」だの叫ぶだけで誰も助けようとしません。

しかしトーマスは、誰のことも見捨てない男なんですよ!はい!仲間を助けるために閉まりかけた瞬間に迷路側へ飛び込むんです!くぅ~~~!
もうね、男気?勇気?なんだかわからん神々しさ✨✨がトーマスから放たれており、りんご探偵🍎はこのシーンをおかずに死ぬまで白飯食えます🍚

そしてこの映画には、謎解き暗号のようなワードが散りばめられてます。

トーマスと敵対するフィールドのサブリーダーが「お前が来てから、ここの秩序が乱れた。俺たちは何年もこうやって平和に暮らしてきたんだ。ここに来てまだ3日目のお前が勝手なことするな」みたいな事を言います。

するとトーマスは「3年もいるのに、なぜ何もしていないんだ!今すぐ行動をおこせ!出口をさがせ!」みたいな事を言います。

そうなんですよ! この世界に長くいて上手く順応して地位や財産を築いたから偉いなんて勘違いなんです! 

このサブリーダーがフィールドで威張ってるのと同じです。

フィールドの中での事はマジで置いといて、ここが本当の世界では無いことに気づいて出口を探さないと残り時間はどんどん減っていきます。

フィールド内で安全に過ごせれば、それでいいですか? このまま人生を終えていいですか?
人生終えても、また、エレベーターでフィールドに戻って来るかもしれませんよ……


それは嫌だと思った人は、勇気を出してランナーに立候補してください!
私達はそんな弱い存在ではありません。怪物なんて怖がる必要ないんです。
今すぐ迷路に飛び込んで出口に向かって走り出せばいい!

走り出せば、出口は向こうから近づいてくるから!

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