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#EP22① イエローナイフでオーロラハンティング

Bonjour a tous!
今日は12月に行ったオーロラ旅についてレポートします。
今回の旅行は初めて体験することが多く、その分思い出も盛り沢山。詳しく書いていきたいので3泊4日の旅をいくつかに分けて書いていきたいと思いますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

イエローナイフとは?

「イエローナイフ」
それは、カナダ北東部に位置するノースウエスト準州(Northwest Territories)の準州都です。
北極圏に位置し、オーロラの観賞地として日本だけでなく中国、韓国などのアジア人に人気の観光地。オーロラの出現率は3泊で96%と、かなりの確率を誇ります。

なぜイエローナイフではオーロラがよく見えるのか。

それは、オーロラベルトのど真ん中に位置しているからです。
オーロラベルトとは、地球上でオーロラが観測されやすい緯度60~70度の範囲を帯状(ベルト)にしたエリアを示しています。
そしてもうひとつ、冬の天候が安定していて晴天率が高いからです。

そんな脅威のオーロラ観測率を誇るイエローナイフで私たちはオーロラを見ることができるのでしょうか、、!?

初日からトラブルだらけの旅の幕開け

時は2023年12月5日。
バケットリスト(死ぬまでにやりたいことリスト)の一つである「オーロラを見る」をカナダにいるうちに遂行するため、モントリオール・トルドー空港(YUL)に向かって朝3時前に友人と家を出発しました。

その前日、大雪が降ってやっと冬らしくなったモントリオール。

出発前日にはすっかり雪景色。

朝3時ではまだ街も眠っていて、積もった雪と旅行前でテンションが上がっている私たち2人の他には、夜遊びしている若者3人組と寒さに凍えるホームレスの気配がするだけでした。
1人ではちょっと怖くて出歩けないなぁと感じても2人なら大丈夫。無事に空港行きのバスに乗り込めました。

6時発のフライトで乗り換え先であるトロントを目指します。
なんでも、今までモントリオールからイエローナイフに行くにはエドモントンかバンクーバーでの乗り換えしかなかったようなので新規就航したのかな?

搭乗口に早めに着いてフライトまで待つ時間の間、高ぶっていた2人のテンションも落ちついてきて眠気も限界に迫ってきていました。
眠い中なんとか飛行機に乗り込み、爆睡していたらトロントに到着。1時間とちょっとで着いたと思います。

寝不足と寝起きでボーッとした頭で、家から持ってきたおにぎりを食べ、「これ有名なんだよ~。トロントに行った人みんなこれの写真インスタにあげてる。」と言われ、独特な形をした掲示板をとりあえず写真に収め、Netflixで予めダウンロードしていたジブリ作品「海が聞こえる」を2人で見ながら、乗り換えの飛行機を待ちました。

トロント空港にてとりあえず写真に収めておいた掲示板。

トラブル発生!

イエローナイフ行きのトランジットも搭乗が始まり、離陸も無事に行われました。
私は3人席の真ん中に座り、左隣は友人、右隣は脚のながーい紳士でした。彼は着席するとき目が合うと、ニコッとして「Hi!」と挨拶してくれて、とても優しそうな人でした。(脚長すぎてエコノミークラス狭そうでかわいそうだった)

しばらく「海が聞こえる」の続きを見ていましたが、徐々に眠くなってきて、また2人で爆睡しました。
イエローナイフまでは約5時間。早朝の出発に加え、モントリオールから時差も2時間あるので、なんだか時間感覚がよくわからなくなっていました。

ふと目が覚めると、CAさんがアナウンスでなにか言っています。
寝ぼけた頭で理解するには英語もフランス語も早口で、よく理解できませんでした。手元のケータイで時間を確認すると、正午過ぎ。

「あれ、そろそろ着くはずだよな?それにしては陸から遠いし着陸する気配がないぞ、、?」と思っていると、隣の紳士が「何言ってるかわかった?」と尋ねてくれました。素直に「よくわからなかった」というと、状況を説明してくれました。

なんでも、イエローナイフの空港の滑走路が氷に覆われていて安全に着陸できず、どうなるかは今のところまだわからない。とのこと。
「うーん。これから私たちどうなるんだろう、、笑」
左隣でまだぼんやりしている友人と顔を見合わせて、まあどうにかなるだろうと笑いました。

しばらくするとまたアナウンスが入りました。
やはりイエローナイフには着陸できず、エドモントンに緊急着陸するようでした。

「エドモントンってなにがあるの?行く予定無かったから嬉しいかも!」とどこまでもポジティブな友人。笑

向かっていたところから引き返したので、エドモントンに着いたのは13時半ごろでした。
とりあえず着地したものの、これから一体どうなるのでしょうか。

続きは次回!
お楽しみに!

エドモントン空港のクリスマスツリー🎄

今日のフランス語

しゃっくりが出た時、しゃっくりって英語でなんていうの?フランス語でなんていうの?と話題になりました。

le hoquet (ル オッケ)
しゃっくり

avoir le hoquet (アボワール ル オッケ)
しゃっくりをする

ちなみに英語は、
hiccup(ヒカップ)

have a hiccup
しゃっくりをする

となります。
ちなみにしゃっくりを止めたい時は、目一杯息を吸ったら限界まで息を止めてください。私はこれで治ります。笑

では、à bientôt! ;)

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