#EP12 街の名前の由来にもなっている山
こんにちは!Karinです!
今日はモントリオールの山を紹介します。
モンロワイヤル山の公園
モントリオールはセントローレンス川の中州にできた一つの島にある街です。そして、モントリオール島のシンボルともいえるのが、街の名前の由来にもなっているモンロワイヤル山(Mont-Royal)です。
モンロワイヤル山はダウンタウンの西側に位置していて、街の中心街からすぐ見える、登れるので市民にとっても身近な存在です。山と言っても標高は234mとさほど高くなく、山というより丘です。なので軽いハイキング感覚で登れるのです。
山頂付近には大きな公園があり、週末や夏の間には観光客だけでなく、子連れやランニングをしている人、友達とBBQしている人など、多くの人で賑わいます。公園の中には大きな湖があり、それを囲むようにして休憩できるような芝生が広がっています。
私が行ったときは4月下旬の暖かい日だったのですが、少しでも暖かくなるとみんなピクニックをしたがるので(ピクニックはモントリオールの文化です笑)この日も、ピクニックしている人、BBQしている人、音楽を奏でる人、寝そべって日焼けしている人、ワークアウトをしている人、犬の散歩、子連れあるいは老夫婦の散歩、デートなど、沢山の人で賑わっていました。
湖には4月下旬でも氷が少し残っていました。
モンロワイヤル山の展望台
展望台からはモントリオールの市街地が一望できます。
モントリオールではモンロワイヤル山より高い建築物とその自然景観を乱すような建築物を建てることが禁止されていて、街から山を見上げる景観も、山から街を見下ろす景観もどちらも守られているんです。
他にも多くの理由がありますが、このような努力により、モントリオールは北米初のユネスコ・デザイン都市に認定されているそうです。
展望台の後ろにはちょっとしたカフェとお土産ショップがあって休憩することもできます。一緒に行った友人はおみやげ屋さんでモンロワイヤルハットを購入。かわいいので私も次行ったらおそろいにしようかな!
モンロワイヤル山の四方
また、山の四方がエリアごとに全く雰囲気が異なるのも個人的には面白いなと思います。そして様々な理由から、モントリオールには○○人が集まりやすいエリアというのがなんとなく決まっているんです。
東にはダウンタウンがあり、モントリオールで一番賑わっている中心街です。沢山のショップやレストラン、ホテルだけではなく、マギル大学やモントリオール美術館などがあります。
西側の麓にはモントリオール大学があります。山を挟んで2つの大学があるのはなんだか面白いですね。
南西には聖ジョセフ礼拝堂があります。こちらの礼拝堂はモントリオールの観光スポットの1つです。私はまだ行ったことがないのですが、その個性的なドーム型と色だけでも印象的なので、中はどんな感じになっているのか、是非見に行ってみたいです。
ちなみに南側のウェストマウント地区は、元々イギリス系の入植者が住んでいたことから、フランス語より英語が使われている高級住宅街になります。
北側はプラトーエリアと呼ばれ、フランス風のおしゃれな住宅とおしゃれなカフェやブーランジェリーが並んでいます。個人的にこの地区の雰囲気が好きです。このエリアは接客するにもフランス語が必須といわれています。(原則ではフランス語が公用語なのでどのお店でもフランス語で接客できなければ法律違反になってしまうのですが)
また同じ北側にプティットイタリーと呼ばれる、イタリア系移民が多く暮らす地域もあります。ジェラートやバール、イタリアンレストランを楽しめるほか、ラインナップが豊富なイタリアの食糧品店が多く立ち並びます。
モントリオールはバイリンガル都市といえど、全体的に見ると大まかに島の東側はフランス語、西側は英語が多く話されているのです。
モントリオールで居住地や生活エリアを選ぶときには、英語を話すかフランス語を話すかで大きく変わってくるので、エリアごとの特徴を把握するのは重要なポイントです。
【今日のフランス語】
後半は山から話が少しずれてしまいましたが、バイリンガル都市モントリオールの面白さがちょっとでも伝わっていれば良いなと思います!
さて、今日のフランス語はこちら!
自然と散歩が好きな私にとって、ハイキングは好きなアクティビティの1つです。J'aime faire la randonée.(=私はハイキングをするのが好きです。)
日本だと、街から少し移動しないと山に登れないのが私にとっての当たり前だったのですが、モントリオールは山が身近にあり、大きくて自然豊かな公園もたくさんあり、街中に住んでいても自然との距離が近くていいな~と感じました。
もしモントリオールに住んでいる人でこの記事を読んでくれている人がいたら、ぜひ一緒にハイキングしに行きましょう!
それでは今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
À bientôt!
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