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【これから始めるTikTok】みんなでつかもう再現性!ショート動画企画の型代表6パターン+1まとめ

わたしのお仕事

先日、久々に実家に帰りました。
「いつも本当によう頑張っとるね、お父さんお母さんは誇りに思います。でさ…つまりなんの仕事しよるとやったっけ…?」

たしかに、わたしもようわからんです。

こんにちは、RING LIGHT編集長おーうらです。
今日はショート動画のお話をしようと思います。

「伸びるショート動画ってどんなの?」

とよく聞かれます。
まずは、”視聴維持率が高くてシェア数が多い”という回答をしますが、それももうこれを読んでる方は聞き慣れたころですよね。だって、プロダクト側としてはそのプラットフォームの滞在時間やユーザー数が増える動画が正であるべきなので、たとえ公式的に明言されていなくても、大外れじゃなさそうです。そのために、最近の動画を見ているとコメント欄に誘導したり、やけにシェアを促す小技のかかった動画が多いわけですね。(もちろん不適切な表現はよくない)

「それはわかった、じゃあ、どう企画を考えたらいいの?」
ふむ、それではお答えしましょう!

曖昧なことばを話す赤ちゃんとか、犬猫様のきゃんわいい反応とか、超常現象とかをたまたまスマホで撮って、アップし続けてみてください!のびます!

さて、今回のnoteはいかがでしたか?

うそじゃないけど冗談ですっ
さてさて、今回のテーマは「みんなでつかもう!再現性」

どんな企業、サービス、個人にもそれらが愛される理由となるエクイティがあると思います。そのひとつひとつとSNSでのクリエイティブとの掛け合わせの正解に行きつくには、検証や改善を繰り返すという一定のコストが必要で、時に再現性のないパワー(著名人が拡散したり)も後押しになります。つまり、基本的に能動的な心なくして成功できるものではないのです。

ただ、「本腰を入れる前に、まずは片手間でやってみて、うまくいかなくちゃならん」そんな状況の方が本当にまじでめちょめちょ多い!まっさらな状態でスマホに向かうのは大変です、そんな”片手間”扱いはきついもんだ。
でも、一旦それも現実。

なのでせめて編集長、最初にぶつかる企画パターンの壁越えだけでもお手伝いさせてください。

今回は、TikTokをはじめとするショート動画で再生数がすでに獲得できている企画の型を「6パターン+1要素」で整理してみました。発信の目的から逆算したとき、どの企画表現が最もマッチするか、お手本アカウントの動画を見ながら考えてみていただければと思います。

学びましょう、世の中にはこんなに素晴らしいクリエイターが溢れているのですから!


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企画①トレンドチャレンジタイプ

🚨 伸びるポイント= トレンド欄への露出🚨
例:「〇〇してみた、〇〇ドッキリ、流行フィルター使用」
流行の企画やフィルターを使用し、トレンド欄への掲載を狙う発信。メインとなる人物が固定的に出演。常にトレンドコンテンツを意識し、発信頻度が高い。※プラットフォームからオススメされている人気の音源は他企画でも使用必須

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■参考アカウント
▶︎景井ひな
▶︎なえなの


企画②共感コントタイプ

🚨 伸びるポイント= 視聴維持率のUP🚨
例:「〇〇あるある/コント/ドラマ/アニメ」
広いターゲットが共感するストーリー構成で、高い視聴維持率を狙う。ショートコントや替え歌などの音楽系、ドラマ仕立て、アニメなど表現方法は様々。

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■参考アカウント
▶︎ウンパルンパ
▶︎ごっこ倶楽部

企画③ASMRタイプ

🚨 伸びるポイント= 視聴維持率のUP🚨
例:「見て・聞いて気持ちのいい技術」
何かの完成形に向けて少しずつできあがっていく作品を高画質な映像と音、淡々と進む動画構成でしっかりとアピール。高い視聴完了率が狙える。

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■参考アカウント
▶バヤシ🥑
▶︎まんなたぬき

企画④レビュータイプ

🚨 伸びるポイント= リアクションの獲得🚨
例:「話題の〇〇をレビュー/比較/検証」
今みんなが気になるグッズや食べ物など、ピンポイントなテーマでレビュー。視聴者にメリットがあるか?シェアしたいか?の結論視点から逆算することで動画構成が立てやすく、またコメント等の反応獲得につながる。

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■参考アカウント
▶︎やみちゃん
▶︎修一朗

企画⑤ハウツータイプ

🚨 伸びるポイント= テーマのポジショニングで差別化🚨
例:「知って得する〇〇の方法」
筋トレ、結婚式マナー、レシピ、テーマパーク、ホテル…様々なジャンルに活用可能。視聴者が"見たまま実践しやすい"動画構成と、テキストや音声情報が必須。特定ジャンルに関するプロフェッショナリズムが活きる。

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■参考アカウント
▶︎ひなちゃんねる
▶︎あああつし

企画⑥専門化キャラタイプ

🚨 伸びるポイント= テーマのポジショニングで差別化🚨
例:「知識や考え方に基づくネタ」
特定のテーマに詳しい"人"自身が、その知識を視聴者に提供。その分野の代名詞的な存在に。その人自身にファンがつくことが特徴。

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■参考アカウント
▶︎あいりDX
▶︎岡野タケシ弁護士


+1要素:愛されIP化

でたよ愛、すぐゆう!

でもやっぱり大切。”まずは片手間”発信であっても、はじめに少し頭に入れていただけていると嬉しいです。再現性があるということは、つまりは再現されちゃうということでもあります。一定以上のアカウントとしての成長は、よほど突出したプロフェッショナリズムを発揮できない場合は難しいでしょう。

愛されなければ、アカウントのファンはあくまで”目的”のファン。他にかゆいところに手がとどく場所があれば離れやすくなります。

一方、愛されることはいつしか最初の視聴目的以上の目的ができること、それは心のつながりであり、離れることが難しいです。愛が目的に勝つ※こともあります。上記で企画の型としてお手本に挙げたアカウントを含み、100万人を超えるファンを持つアカウントの多くは"愛されIP"としての力を持っています。受動的に見せられるプラットフォームの上で、こちらから求めたくなる何かになるわけです。それは顔を載せることが全てではありません、気持ちを乗せることです。

気持ちを乗せるためには、発信者も発信する内容に関して"愛"や"好き"があることが良さそうですね。もう短尺であれ長尺であれのお話になっちゃいました。

失敗シーンが受け入られるまんなたぬきの動画

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どうでしたか?

今回はショート動画に向き合う第1歩目、再現性の高い動画企画を大きくパターン化してみました。もちろんこれが全てではありません、一人一人がスペシャルな中、ほんとはパターン分けなんてしたくないです。でも、誰もが目線を合わせるために、ないよりあったほうがいいかなと。

なんか逃げてるみたいですが、本格的にアカウントを運用するとなると結局は実践編が肝です。みなさんおなじみ冒頭2秒、そもそも扱うテーマや画角や尺、編集のセンス、テロップの視認性や表示タイミングなど(たぶん今度書きます)…

そして言っちゃえば、伸びたものが伸びます。そして気づくんです、人類はまだ壁の中だということにーーー

みんな本当は再現性なんて求めてないで、表現したいものをまっすぐに伝えたいですよね。ほんとそう。でも今のままでは雑音雑踏に埋もれて、聞こえてほしい人の耳には入りません
その声が大きく響くところまで、まずは目の前にちゃんと用意してある階段を、一段ずつ、一緒に登っていきましょう。

わたしたちの仕事は、みなさんの伴走です。


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