自分の経験が誰かの助けになる。

昨日の記事を書いて思い出したのですが、もう一つnoteを始めるきっかけになったことがありました。


私は最近、高校生たちが色々な大人と繋がってそれぞれが興味のある活動をする集まり(行政、学校とも連携しており怪しいものではないです)に参加させてもらっているのですが、そのオンラインミーティングがありました。

今年度から入った生徒さんもいるので、まずは安心して自分の考えを言えるところだと思ってもらいたい、と、去年から参加している高校3年生の子が、自分が参加したワークショップが良かったのでと提案をしてくれたんです。


それは、『自分史をつくる』ワークショップでした。

生まれてから現在までの自分の状態(気持ち、テンション、モチベーション)をグラフに表して、下がった状態から上がった時に自分はなにをしたか、なにが起こったか、をグループでシェアする、というものでした。

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こんな感じで、矢印が付いている部分になにがあったかを発表します。

ポイントは、下がった理由ではなく上がった理由を発表することです。

もちろん言いたくないことは言わなくてOK、他言無用、です。


このワークをやってみて、状態が上がった時になにが起こったのか改めて考えると、

・進学や引っ越しなどの環境の変化

・自分で考えを変えたり動いてみた

・誰かが助けてくれた

の三つのどれかだとわかりました。


みなさんの話もすごく興味深かったですし、自分の話をするのも、新たな気づきがあって楽しかったです。

他のグループがどんな話をしたのかわからないですが、私のグループではみなさんけっこうディープな話をしてました。特に高校生は話すのに勇気がいったのではないかなと思います。


ここで私は新卒の時の経験を話して、これを聞いてヒントになる人がもしかしているかもしれない、と思ったのもあり、noteに繋がったのでした。


このワークは、みんなが自己開示をすることで安心して自分を出せるようになる、という目的もありますが、改めて振り返ることで自分でも気付いていなかったことに気づく、自己開示の経験になる、これを聞いた他の誰かにとってもヒントになるかもしれない。というところがいいなと思いました。


これを提案してくれた生徒さん、本当に素晴らしい。

ここに参加してる生徒さんみんなそれぞれ活動していて本当にすごいなと思います。

自分が高校の頃なんて自分のことに必死で社会活動なんてさっぱり考えてなかったですよ…。


ということで、失敗したりうまくいかなかったりそこから頑張ったりした色々な経験は、自分にも他の誰かにも助けになる、と思ったのでした。



居場所活動で子どもたちへ配る飲み物やおやつの材料を買わせていただきます!