見出し画像

世の中平等なんてもんは基本存在しない。

福祉に携わる人間こそこの認識を持つべきだと感じている。
下手すりゃあ時間さえ不平等だ。
もちろん差別はダメ、絶対。

1.全てが平等の世界線を想像してみよう。

全人類、同じ時間に起きて同じ時間にご飯を食べて、同じ時間に働き、同じ給料を得る。そして同じ時間に寝る。

ハッキリ言って自分なら絶対嫌。

2.ある意味不平等な事が世の中の均衡を保っている側面もある。

物価だったり、職種、企業事の給与の違い。
ある程度のルールの中で自由競争が行われているのが世の常。
「なんで俺の会社はB社と全く同じことやってるのにB社より給料低いんだよ!」と思う人もいるでしょう。

だからこそ何クソ精神で成り上がる人もいれば、ある程度で満足する人もいる。

色んな人が色んな立ち位置で、様々な見解を持って
生活する事でバランスが取れているんだろうなと最近感じている。
言葉を言い換えるなら役割かな。

3.支援員が伝えるべきは不条理にぶち当たった時の対処法。


障害者も健常者も高齢者も不条理や理不尽にぶち当たる事が往々にしてあるでしょう。

福祉に携わる人間の責務はそういう人に対してただ一緒に嘆くのではなく、対処法を伝えることではないだろうか。

勿論、差別は絶対にあってはならないし、
差別解消の働かきかけは加速させなければならない。

一方で、ある程度の不平等は絶対に解消できないであろう事実も受け止めて、そのような場合の対処法/生活術を伝え、利用者様のQOL向上に繋げないとね。
とふと感じた次第でございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?