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居場所作りに助けられている

僕の地域活動のスタート


今日は、居場所づくりに助けられているというテーマでお話しさせていただきます。

僕は、夏頃から職場以外のコミュニティで、色々な方たちとお会いしながら、共に地域活動をしているんですけれども、そもそもの目的としては、自分の本業である障害福祉と社会を馴染ませるような活動をしていきたいという思いがあります。


コミュニティでは、僕の一方的な思いだけではなく、地域や教育、文化を前に進めたい起業家の方やクリエイターの方、教育、福祉関係の方がいらっしゃって、それぞれの知見や意見を交換しながら、プロジェクトを進めているのが、今の現在地です。



みんなの居場所研究会のスタート


色々な方と意見交換をしながらプロジェクトをいくつか触っているんですけれども、先日その中の「みんなの居場所研究会」という浅口市の集まりに参加させてもらったんです。

今回は立ち上げミーティングだったんですけど、集まったメンバーは、浅口市に住んでいらっしゃる地域の方、福祉関係者、教育関係者、子育て中のお父さんやお母さんたち。

話し合いは、それぞれが思う居場所って何だろう?必要な居場所って何だろう?皆んなそれぞれの当事者として抱えている困り感も共有しました。「みんなの居場所研究会」から実際の居場所を作るというとこまでやっていこうという思いを具現化していく作業。

それぞれ居場所に関するアイデアが出されているなかで、僕が感じる「居場所作りのイメージ」というのをお話をさせてもらいました。



居場所作りは皆んなの共通項を真ん中におく


地域には、いろんな立場、年代の方が暮らしていますが、僕の居場所のイメージとしては、「役割に左右されない皆が楽しめる共通項」を真ん中に置くのが、大事になるなと思っています。その楽しめる共通項を中心に置いた上で、参加する人たちが、それぞれの役割を持ち寄って、互いを補うような仕組みっていうのが、居場所作りの在り方なのかなと。 

例えば、「親戚そろってのバーベキュー」がイメージに近い。集まるのは、5家族、4世代、加えて年に数回しか会わないの遠い親戚。たまたま遊びに来てた近所の中学生、奥さんの職場の親子だとか、見知らぬ人たちも入り混じってのバーベキュー。僕の今年の夏の実話ですが。

まぁ、そこそこにカオスで笑。

多世代大人数が集まってのバーベキューってなってくると、お父さんは火起こしや焼き場の担当、お母さんは食材の準備、小学校高学年の子供たちは3歳児の相手、中学生の子供たちは友達とLINEをしながら0歳児の子守り。合間で手の空いた大人は90代のグループホームから一時帰宅したおばあちゃんの話し相手に。

賑わう居場所を作る時は、「みんなが楽しめる共通項」=「バーベキュー」を中心におき、参加する人たちが、自分たちをそれぞれ役割を見つけて握っていく。そして、これらが繋がっていく賑わいの相互作用が、「みんなの居場所研究会」の目標ではないかと思っています。

実は、この「みんなの居場所研究会」の話し合いをした時に、色んな大人たちが集まって話をしたんですが、託児スペースを設けていて、託児の担当をしたのは、中3、中1、小6の子供たちと大人1人。皆んなすごく丁寧に低学年や未就学時の子供たちの面倒見ていました。一方で、そのスペースに馴染めず、グズリ出して大人の元に来た子供たちの相手は、手の空いた参加した大人がサポートしていました。

他にも、話し合いに必要な紙をすすんで用意してくださった方、片付け準備をサッとサポートしてくださった方もいました。共通の目的(話し合い)に集まったなかで、自分の役割を見つけて握っていきながら、繋がりが生まれていくっていうのは、興味深くもあり、居場所作りを考えて、作っていくうえで、大事なポイントになりそうです。

組織にドップリと使っている僕にとっては、やりたい!エネルギーが集まったこのコミュニティの居場所が、居心地の良い場所になっています。大事にしていきたいですね!



お知らせ

私が所属しております「障害者支援施設あお空」では現在、生活支援員を募集しております。この「あお空」は施設入所ですが、来年度、令和6年4月に、「あお空ぷらす」という生活介護事業所(通い)もオープンします。こちらの方も生活支援員を募集しておりますのでぜひ興味のある方は、会社説明会にお越しください↓↓


ではまた。

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