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すもーるすてっぷCooking事後報告No.5

前回参加された小学6年生の仲良し2人組による2回目の実施です。
*前回チャレンジしたピザ&アイスクリームの回はコチラ

今回はFさんご希望の「肉まん」をつくりました(#^^#)

●教える側もバージョンアップ!

前回を踏まえて、2人がより調理に取り組みやすくするために、こちらも工夫をしてみました。

1つは、見つけてきてくれたレシピをテキストに打ち直してB5サイズで出力し、手元に置いてすぐに見られる様にしました。

もう1つは、事前に僕が試作した時の写真を見せてから作業に移るようにしました。「レシピ通りにつくるとこういう感じになるよ」という完成イメージを先に共有することで、未知のものをつくる…という不安感を和らげることを目指しました。

●まずは生地づくり

前回、ピザでもやったように今回も計量から。
どばぁ〜っと出てしまった強力粉をこっそりすくって袋に戻しているところを遠目から見てほっこりしていると…
その後、砂糖やベーキングパウダーを計る時には最後の調整の際に計量スプーンを使ってる!
しかも、水分を入れる際には小さなボールに入れて計量してから混ぜてる!
う〜ん、こうやって自分で考えながら一歩ずつ成長していくんだなぁと、感動。もちろん褒め称えました(^^)

作業の合間合間に、粉をふるいにかける理由やお湯を最初から全量入れない理由、ベーキングパウダーとイーストを両方使う理由など、色々説明してはみましたが、目の前の食材の変化に夢中の2人の頭には入っていかないだろうなぁ笑

でも、きっと今はそれでいいんだと思っています。
いつかまた自分で何かつくるときに、「そういえばりんたろう、なんか言ってたなぁ」と調べるきっかけになればいいなと、それぐらいの気持ちでお伝えしてみました(^^)

そんな集中力とチームワークもあって、ハリと柔らかさを兼ね備えた生地が無事に完成!

50℃程度の湯煎に当てながら発酵を待つこと20分…

見事にふっくら膨らみました(#^^#)


●餡づくりもスムーズ!

生地の発酵を待っている間に餡をつくりました。

事前に餡のイメージを共有した効果もあってか、食材のカットも非常にスムーズに進みました。包丁の使い方も、前回お伝えした左手人差し指の使い方や、刃の先の方を使って滑らせる切り方も、やりながら思い出せたようです。

生姜のみじん切りも、「最初にちゃんと細かく切っておいた方が後でたくさん叩かなくて済むんだなぁ」とリアルタイムで振り返りを行いながら進めていたSさん。すごい!

最初は「ひき肉を直接触るのやだ〜べとべとする〜」なんて言っていたFさんでしたが、実際に調味料を混ぜ込みながら、少しずつ色や質感がねばついてくる様子を五感を通じて一生懸命感じていました。

また、肉以外の餡を軽く炒めている時にも、生の玉ねぎの尖った匂いが少しずつ甘く変わっていくことにも気付いていました。この辺り、本当に勘がいいなぁと感心させられます。

粘り気がしっかり出た挽肉に、軽く炒めて香りを立たせた野菜類を混ぜ、合わせ調味料を加えて、餡も無事に完成!

●最後の仕上げ…包みます!

ここは個性が出るところ。
せっかくなので、あえて何も指示出ししませんでした。お伝えしたのは、餡が皮にくっつくとうまく生地が閉じなくなってしまうよということぐらい。

すると、本当に面白い…!!!!!

Fさんはいわゆる「肉まん」の形を実現するために、丁寧に織り込みをつくりながら形を整えることに時間を使っていました。

一方で、Sさんは独創的。リスさんやねこちゃんといった「動物まん」をつくろうと、生地を分割して丸めたり細くしたりして耳や髭をつくってくっつけていました。

そして…両者無事に完成!
蒸し器にセットした後は2人してリビングのマットにごろ〜ん。
たっくさん集中して疲れたのでしょう(#^^#)

のんびり休憩しながら待っているところいよいよ蒸し上がり時間に。
恐る恐る蓋を開けると…

見事完成〜!!!!!!!

(餡の完成から包むまでに若干長めの休憩を入れていたのでイーストが弱っていないか心配していましたが一安心…ホッ)

二人ともサラッと無言で平らげていました。
お母さんやお兄ちゃんの美味しい!!!という感想を聞きながら恥ずかしそうにしているFさん(かわいい…!!)

今回は一品だったこともあり、休憩を入れながらマイペースで進めることができました(#^^#)お二人とも、お疲れ様でした!

次はいよいよ最終回…Sさんご要望の「ちらし寿司」にチャレンジです!

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