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すもーるすてっぷCooking事後報告No.6

ピザにアイスクリーム、肉まんにちらし寿司と、様々な料理にチャレンジしてきた仲良し小学生2人組ですが、今回は、あえて1人ずつ実施することにしました。

前回チャレンジのちらし寿司(忙しくて記事を書き損ねました。。)

というのも、料理の楽しみ方は色々あるからです。

2人でワイワイお話しながらイベント的に料理をつくるのが楽しいのはもちろんですが、時には自分の性格やペースを大切にしながら目の前の料理に淡々と向き合うのもいいものです。

この辺りで1度、それぞれの性格や進度に合わせて1人で自由に料理をしながら、これまでの調理経験をおさらいする機会を設けてみてはどうかと提案させていただいたところ、無事にOKをいただきました。

お題は「炒飯」をチョイス。
素材を均等に、安全に切ることと、炒めながら味付けをすることを振り返ることにしました。

トップバッターは、Rさん。

Rさんは、自分のやりたいことや世界観を大切にしていて、集中するときとお休みするときのメリハリがはっきりしているタイプ。

一応、僕のやり方もお伝えしながらも、基本的には彼女のやり方やテンポを尊重する形で進めようと考え、当日に臨みました。

まずは食材の下拵えから


炒飯は、その名の通りご飯が主役の料理。

炒める時の火の通りやすさはもちろん、口に入れた時にご飯とその他の食材とが上手く混ざり合うように、食材を小さめに、均等にすることが大事になります。

この辺りの説明は一通り説明しましたが、Rさんは野菜が大きい方が美味しいよ〜と、何かあまり乗り気ではない様子。

それならばと、先に僕が切るのを見せて、それを見た上で真似してもいいし、自分のしたいようにしてもいいという形で進めました。

使う食材は、事前にRさんがチョイスしたものを使用。

人参、玉ねぎ、しめじ、キャベツ、ソーセージ…と、香味野菜にソーセージでしっかり味を感じられるし、食感も様々で美味しそう!センスの良さが光ります。

ことごとく僕のやり方とは違う形で、でも迷いなく野菜をカットするRさん。
彼女の中には何か、こういう風につくりたい!というような具体的なイメージがあるのではないかと感じ始めました。

包丁使いはとっても上手。時折、刃を先端から滑らせるように使うことを確認しながら、危なげなく切り終えることができました。

いよいよ炒める段階へ


こちらも、先に僕がやっているところを見せて、それを踏まえて自分のやり方で進めることに。

まずはご飯から。卵が苦手なRさんのために、今回はマヨネーズを使ったレシピをチョイス。

マヨネーズをかけたご飯をフライパンに入れて炒める。
パラパラと一粒一粒が分かれ始めてきたら、そこに事前に炒めておいた人参と玉ねぎを入れ、混ぜ合わさったところで塩で味を薄めにいれる。

その後、しめじ、キャベツ、ソーセージを入れて更に炒め、キャベツが少ししんなりしたところで、お米に水分を含ませるためにオイスターソースをベースにしたスープを少し入れ、蒸発させながら米にまとわせる。

…と、一通り流れを見せてから次はRさん。

フライパンに油を入れ、火を点けてから「あれ、どうしよう何から入れよう…」とあたふたし始めたので、一旦火を消しました。

そして、自分の中で先に順番を決めて、入れる順に並べてから始めると安心して進められるよとアドバイス。

「じゃ〜あ〜…」と、落ち着きを取り戻し、食材を並べ替えるRさん。「確か〜」と、何かを思い出そうとしている様子。

本人の中で順番が決まったようなので、再度開始。

玉ねぎ、人参をしっかり炒め、その後、しめじ、キャベツ、ソーセージと、まずは具材を炒めることを選択したRさん。

「前にお母さんがやっていた時は、こうやって先に野菜を炒めて、最後にご飯を入れてた」

ななななるほど〜!!!ここで全部がようやくしっくりきました。


野菜の切り方も、炒める順番も、お母さんが前にやっていた手順を思い出しながら進めていたのね。

そういえばRさんは前回や前々回でもよく、お母さんがこうやっていた、いつもこうやっていると話してくれていました。

そうか。
Rさんは、お母さんが前につくっているところ見て、いいな〜と思っていたことを実現するために、すもーるすてっぷCookingをやっているのか。

なんと可愛らしい。そして本当によく覚えているもんだ。
お母さん、嬉しいですね (#^^#)

「完成〜!!!」

味見をするRさん。

「美味しい〜!!!塩が足りない人は自分で入れてね♪♪」

野菜の甘みをたっぷり感じる、お母さん直伝の美味しい炒飯でした。

Rさん、お疲れ様でした(#^^#)


追伸:Rさんのご自宅に中華鍋があったので、久しぶりに~と借りて炒飯をつくってみましたが、なぜかおじやのような出来に。。恥ずかしい…「弘法筆を選ばず」の精神で今後も精進します(><)

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