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大切なのは適度な距離感。

コロナウイルスの影響を受け『リモートワーク』と言う仕事のスタイルが一気に注目され、重要視されるようになった。
もちろん、以前からそういった働き方があることは知っていたが、私の生活に交わってくるのは、もっとずっと遠い未来だと思っていた。

私は自分のスマホですら、持て余すほどの機械音痴だ。
だが私の看護師と言う仕事は、今のところ『リモートワーク』とは、ほぼ無縁だと思っている。
だから、大した焦りはまだない。

だが私の仕事には『夜間の電話当番』というものがある。
これがリモートワークと何の関係あるのか?と聞かれるかもしれない。

仕事が終わって帰宅後~翌日の出勤するまで、トラブルがあると、会社からの電話に対応するのだ。
当然、食事中でも入浴中でも相手はお構いなしだ。
下手すれば、翌日が仕事でも深夜に3度ほどかかってくるとこともあった。

もちろん、命に関わることもある。
だが、夜中にそれ…?と正直思うような事も多々あった。
だがそれでも、相手にとっては『緊急事態』なのだ。

リモートワークが主流になると言うことは、
365日、24時間、連絡がつくようになると言うことだ。
ご丁寧に相手の顔まで見えて…。
こうなると、使う人間のモラルが重要になってくる。

今までだってそうだったが、便利になると言うことは良いことばかりではない。
『携帯電話』が欲しくて欲しくて仕方なかった高校生の頃。
今となってはスマホに、煩わしさを感じる時もある。
『進化』に伴って、使う人間も『成長』しなくてはいけないのだ。

時々『人と会うのが苦手だから』と、この仕事を選ぶ人がいるようだが、実際に会って出来ないコミュニケーションが、会わずに出来るとは思えない。

相手の声のトーン、放つ温度、雰囲気…
それらを読み取らなければ『空気が読めない人』なら、パソコンの画面の中から、それらを読み取れる自信は全くない。

家やお気に入りの場所で仕事ができるという事は、羨ましいとも思う。
だがもし、家の中で一人きりで仕事をしているときに行き詰まったら、外を見てほしい。
外で働いている人も沢山いる。
その方法だけが、仕事の仕方ではないのだ。

一人きりで、何かに向かったままだと、当然視野が狭くなる。
ネットの世界は広く沢山の人がいるけれど、実際は狭い画面と部屋で一人きりなのだ。
広い場所にいる気になっているだけなのだ。

リモートワークを否定するつもりはない。
ただ毎日、その小さな世界に『追われる』という状況を作り上げないようにしてほしい。

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