見出し画像

ペットとの引っ越し。

他の文章にも既に書いているが、私は12月から実家を出て同棲を開始する予定だ。

最初は楽しく買う物や、好みの家具家電を2人で考えていた。
お互いの両親の多大なバックアップのおかげで、ほぼ希望通りにここまですすんでおり、有難いの一言に尽きる。

そんななか、『ほぼ』と言ったのには理由がある。
どうしても私が思ってしまったことを書いてみようと思う。

ペットの存在についてだ。

私は現在、実家で両親と弟と私の4人暮らしだ。
そこに『4匹の保護猫』と『一匹の小型の老犬』がいる。
日常の生活は、車さえあれば決して不自由ではないが田畑に囲まれた静な地域だ。

実家にいる猫や犬を連れて『何が何でも一緒に生活したい!』と言うわけではない。
『猫は家に慣れる』とも言うし、他の場所に行けば計り知れないストレスを感じる場合もあることは分かっている。

私自身も実家を出るのは初めてで、家のことも最初はままならないだろう…と想像している。
そこに動物がいても、実家の時のように時間をかけてあげることが出来ないのではないか…と思うので、住み始めてすぐに動物がほしいと言うよりは、余裕が出来たら一緒に住みたいと思っている。

ただ、退職後に一人きりでずっと家にいるのは少なからず不安もある。
猫でもいてくれたらなぁ~と、思ってしまうのは正直なところだ。

ただ、ここで問題になってくるのが物件だ。

私が引っ越す先は、同じ市内の実家から車で15分ほどの所だ。
実家ほど周りに田畑はないが、決して都会ではない。
借りたのは築年数はそこそこ経つが、戸建ての二階家。
車が数台置ける庭があり『一人一台自家用車』、の我が県には相応しい物件だ。

当然『ペット可』の物件を初めから探していたので、内覧した物件はどれも条件に含まれていた。
今回の物件にも、当然書かれていた。
だが不動産会社に直接確認したところ、あまり良い返答ではなかった。
『ダメ』と言うわけではない。
ただ、積極的ではないのだ。
『住み始めてから追々…』と言った感じで、契約書にも『要相談』と言った記載だが、『今すぐではなくて…』なのだ。

そして今回思ったのは『ペット可』の物件が少なすぎる。

当然、苦手な人やアレルギーの人がいることも十分に理解しているし、鳴き声やニオイ等大変なことも理解している。
それに対して、費用がある程度多くなることも納得している。
だが、不動産屋もご希望は?と聞く割に『ペット…』と言うと、『だいぶ部屋数が少なくなりますよ…』と消極的なのだ。

私達のように、ペットにその後も住む家がある場合は良いが、もしも無いときはどうなるのか…。

『ペットの一生に責任を持つこと』

今までは実家で当たり前のように飼っていたペット達。
当然のように最期まで一緒にいた。

だが、ペットとの生活にこんな形の支障があることを初めて知った。

人間にもペットにも優しい場所が増えてくれることを祈りたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?